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カテゴリ:インバウンド対策
今日は、 2004年に上海で初めて研修したスタッフの朋ちゃん(中国人女性のあだ名)の結婚祝いで 新天地の「鼎泰豐(ディンタイフォン)」で食事をしました。 (小籠包で有名ですね) バリバリの上海人の80后の朋ちゃん。 一般の上海女性のイメージとは違う、マジメ&お嬢さん系のお方。 2004年以来、転職しないで仕事を継続してます。 結婚した彼氏は学生時代から10年付き合って晴れて結婚、、、 彼氏が海外留学で離れ離れの時もあったけど、 その間に日本語と英語を勉強して、今では通訳なしで仕事しています。 上海で結婚するには「マンションが必要」と言われる中 (よって男性と親は大変:汗) 「もったいないから」と、 家賃4000元(約6万円)の賃貸マンションで新婚生活をエンジョイしています。 (彼や親にヘンな負担をかけないところが素晴らしい) 、、、と、ホレボレするほど地に足がついたマイ(ベスト)ペース型人生です。 さらに愛嬌があって、スラッと可愛い美人系、、、そんな人がいるんだなーと 改めて感心してしまいました。 私は採用面接も担当していたので、本当にうれしい限りでした。 === 素晴らしいのは朋ちゃんだけではありませんでした。 「鼎泰豐」のサービスがこれまた素晴らしかった。 待ち行列覚悟で来店すると、受付で名前を聞かれました。 下手な中国語で「qitengです」と伝えると、 笑顔で「斉藤さまですね。ようこそ」と日本語で応えてくれました。 スタッフはもちろん中国人です。 すぐに席を用意してくれて、案内されると、 「お連れ様が来るまでこちらをどうぞ」と日本語のフリーペーパーをくれました。 (しかも日本語で、、、) (欧米人客の対応の時には英語でした) 日本語のフリーペーパーを置いている店は多いですが、 こうして一人ずつに「手渡し」してくれる店は少ないでしょう。 まさにインバウンド対応の教科書のようなお店です。 鼎泰豐は別に高級料理店ではありません。 基本的には小籠包の店です。 新天地は観光客に人気のスポットなので、 観光客対応はうまいだろうな、とは思っていたものの、 外国語も話して、接客もここまで素晴らしいのは驚きました。 この新天地全体でも、 Ipadや指差し外国語なんか使っているスタッフは見当たりませんでした。 この点では、残念ながら日本はまだまだですね。 日本ではこんな観光地はまだありませんから。 毎度の事ながら、インバウンド先進国から学ことは本当にたくさんあります。 私も仕事柄、日本でインバウンド対応のセミナーの講師をします。 しかし、やはり外国に行って視察&体験するのが一番です。 これにはかないません。 日本が目指す、数年後のインバウンド対応の未来が見れるのです。 (何でもかんでも中国が遅れていると思っている人たちは 後で絶対に後悔することでしょう) === その後、仕事仲間から昼間の打合せの続きがしたいということで、 焼酎バーに呼ばれました。 この焼酎バー。 スタッフは中国人で、日本語で焼酎も日本酒もオーダーできます。 (もちろん会話も日本語でOKです) 上海にいるとこういうのは当たり前になってしまって、何とも思わなくなります。 しかし、インバウンド対応の目線でみると、 日本にこんな店あるのかな?と考えてしまいます。 ふとカウンターの横の席を見ると、 上海人女性が一人でBGMのボサノバを聞きながら焼酎のロックを飲んでました。 なんだか絵になるシーンでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/11/22 02:43:18 AM
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