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カテゴリ:サービス・マネジメント
@北京にて。 マンション投資ができなくなって、車を買おうにも 肝心のナンバーを取得することが重要(大変)で、 そうなると、ダブついたマネーが様々な方面に流れるようになります。 そんな中でも大型の商業施設はどんどん開業しています。 テナントは、ますますおしゃれで良質なブランドが進出しています。 日系も中国系も積極的に出店して陣取り合戦の激しさは増すばかり。 そうした出店が多いせいか、 この2年間くらいは、その新店舗の研修依頼が急増しています。 (最低でも毎月一回は実施しています) そういう店を見ているといつも思うことがあります。 「ブランド」を強調するあまり、 凝ったデザイン、大枚を投じた店舗が出現しますが、 肝心の店員のユニフォームは、、、(汗)。 「なんじゃぁ、こりゃあ?!」って感じです。 ようするに「ダサい」ってことです。 これは日系も中国系も似てるんです。 その点、韓国系は「ブランディング」しまくってます。 もう韓流イメージをそのまま活かそうという気迫があります。 身だしなみ、特にユニフォームなど抜かりなしで、 商品や店舗のデザインは大差ないものの、 スタッフが輝いて見えたりします。 思うに、新店舗の開業投資のバランス、つまりお金の使い方がうまい! 日常雑貨品ならいざ知らず、 すでにお金持ちになった中国人客を相手に 数千円、数万円の商品を欧米ブランドに混じって売っていくには、 スタッフが大事なのはわかりきっていること。 それを実践しているところが、 悔しいが、、、素晴らしい! 日本ではサービス業のブランド戦略の講演などで よくディズニーランドやリッツカールトンの話しが出てきます。 ディズニーランドにしてもリッツにしても、 数万円~数十万円のコスチュームを支給しています。 もうそれだけで十分にモチベーションが高まるわけです。 建物のデザインに負けない、同等の身だしなみが約束されているわけです。 「出演者の衣装」という考えだからでしょう。 しかし、一般的には、内装デザインは金かけても、 (すでに予算を使い果たしてしまい、、、) スタッフには、ポロシャツ2枚支給して、 「私たちのこの店舗のデザインは、、、ブランドは、、、」と言われても、 スタッフは「これって、コンビニと同じじゃん」と思っているわけです。 === ユニフォームは、求人でも大事です。 若いスタッフで商売したい場合、 特に店舗の場合は、ダサいユニフォームとCoolにリニューアルするだけでも 応募率が変わります。 応募数が増えれば、それだけ良い人を採用できる確立が高くなる。 そう考えれば、ユニフォームは最重要課題と言えるわけです。 特に、現在の中国ではその差が大きいので、 やればチャンスだし、放っておけば苦戦要因になります。 そして、これを徹底して実践して稼いでいる経営者もいます。 (中国人経営者) 頑張れ!日系ブランド! (お金の使い方を変えなさい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/12/21 02:43:35 AM
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