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先日の1月下旬から約2週間、メキシコへ行ってきました。 目的は仕事で現地の販売員のトレーニングです。 帰国してみれば、すっかりメキシコの虜になってしまい、 さっそく今年の秋に旅行を計画しています。 今回のメキシコも、最初声をかけて頂いた時には、正直なところ少々躊躇しました。 飛行機で12時間。往路に至っては約16時間。 ラテンアメリカの歴史に興味が深い人ならいざ知らず、、、 そうでなければ「遠いな(汗)」と思うわけです。 しかしながら、電話やメールでその魅力を伝えて頂いて、 俄然行く気になったのも事実です。 考えてみれば、中国へ通うようになったのも、 2000年にもP&Aの松井さんに声をかけて頂いたのがご縁で、 中国の魅力を色々と教えてもらったり、案内してもらったからです。 以来12年間も出張したり、時には旅行したりしていることになります。 このように多くの海外旅行は たいていは、誰かに勧められたり、連れて行ってもらったことがきっかけになっているものです。 パンフレットとWebサイトでファンになって、、、というのは まだまだ「旅行好き」の人たちのもので、 一般人は、「人」が介している場合が多いのだと思います。 そう考えれば、多くの外国人に日本への観光をアピールするのに 最も簡単な方法は、 海外に住む日本人にアピールしてもらうことです。 何も大げさにやる必要はなくて、 身近な友人知人、職場の知り合いにアピールしてもらう、、、 それだけ。 それを徹底してやってもらえばいいな、と思います。 海外に住む(3ヶ月間以上の長期)日本人は、 114万人とも言われています。 それに私のような、短期繰り返し出張族も合わせると 約200万人くらいはいるのではないか?とも。 この200万人が最低10人でも日本に誘致してくれればそれだけで2000万人です。 旅行でも会社のインセンティブでも視察でも何でもいいから、 日本に呼んでもらう。 たいていの人々は、現地で仕事、生活をしているので、 交際人数は多岐に渡るはずで、そのくらいは可能だと考えます。 そして、このケースでは、イベントだの余分な経費はかからない分、 誘致した人たちにしっかり報奨金をあげればいいと思います。 政府から各治自体まで、観光に関する予算の使い方を根底から見直すには、 このくらいのことを考えて見てはどうでしょう? === 今まで、様々なインバウンドビジネスに関わる人々と会って来たけど、 たいていは、 「たった一人の外国人も誘致したことのない人たちが多い」のです。 「たった1000円の商品すら、外国人に販売した経験もいない、、、」 だから、 結局は「誘致」と「販売」の間にある、 「中間サービス業者」ばかりが肥大してしまっています。 (この中にも良質なサービスを提供する企業はあります) だから、Webサイトやフリーペーパー、スマホやIpadのアプリ開発、 メニューの翻訳などは大変充実してきて、 訪日した外国人たちが驚くほどになりました。 しかし、実際に訪日外国人客数は伸びていません。 (震災などあったにせよ) なので、同じやり方を繰り返すのはどうかなと考えます。 ここにこれ以上のお金を注ぎ込んでも効率が悪いのかもしれません。 そんなことをしている内に、地方の観光地はどんどん疲弊してしまいます。 だから、もうダイレクトに連れてくることに協力してくれる企業、団体、個人に 経費を投入してはどうか?と考えるわけです。 そうしないと間に合わないのでは? 最近真剣にそう思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/02/16 05:07:38 PM
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