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カテゴリ:コンサルタント
これだけITツールが進化すると、誰でも容易に情報を得ることができます。 その分、弊害もあって会議や打合せで 「なかなかまとまらない・決まらない現象」が起きています。 だからコンサルタントとしてそうした場に参加する際に、 人の意見を聞きながらも注意しなければならないことがあります。 ある会議でA氏から社内に対してプレゼンがあったとします。 プレゼンが一通り終わると、参加者からあれこれ意見や質問が飛び交います。 そのうちに喧々諤々の議論に発展します。 (これ自体は別に悪いことではない) その時に、どのようにして人の意見を聞けばいいのか? どの意見を優先順位高く受け止めてるべきかなのか? 、、、というのがともて大事なのです。 「概要はわかったけど、俺の思うに、、、そんな成果は出ないと思うよ」 「いやー私の感じだと、そんな売上げにはならないはず、、、」 「だいたい女性はそんなのは好きじゃないですよ、、、」 とか、「思うよ」「だいたい」「はず」という言葉が多くなります。 そこで、私の場合は、自分で決めた基準を作っています。 (過去に師匠に教えてもらいました) その人が体験した情報なのか? その人が「見た」情報なのか? その人の「過去の経験的勘」情報なのか? 「人から聞いた」情報、「噂話」なのか? 「ネットやSNSの情報なのか? 最後に議論が分かれそうになったら、 こうして「採点」して、優先順位を決めてその意見を優先するようにしてます。 (項目はその時で多少違いますが) それをもとに、この指摘は正しいのではないか?とか、 この意見は最もらしいけど、感覚的だから無視しよう、など考えます。 そうしないと、せっかく提案してもは、 「新しいこと」いくらでも潰せてしまいます。 こうした基準を考えながら参加しないと、 たいていは役職の高い人、話しがうまい人、声の大きい人、知識人っぽい人の意見に 振り回されることになるからです。 「自由に議論しよう」という姿勢は大事です。 しかし、こうした基準を設けてないと、まとまらないどころか潰し合いになります。 するといつまでも新しいモノやサービスは生まれません。 そして、最後に最も重要なのは、 「この人、意見と感情のどっちを言いたいのだろうか?」という視点です。 多くの人は意見と感情がごちゃまぜになっていて、 まるで「お子ちゃま」な意見もあります。 だから会議の前に「意見と感情は分けて発言しなさい」として スタートすると効果的です(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/05/18 03:37:54 PM
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