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レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2012/05/29
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大事な話しだなと思ったのでシェアしたいと思います。

先日、ある会議後の懇親会で関係者同士で食事をしました。
名刺交換をした後、
IT大好き系?35歳くらいの自称青年起業家Aさんが
次第に話題の主導権を取り出して、自然とSNSやブログの話しに、、、。

「○○さんはFacebookやってますよね?フォロアーはどのくらいですか?」と
テーブルを囲む人々に聞いていきました。

「私は、、、120人くらい」とか「50人くらい」とか、
そんな答えが多かったと思います。

すると、「えー?皆さん少ないですねー。僕は12000人いますよ。なんでだと思います?
コツを覚えれば1000人は楽勝ですよぉぉぉ!」と
興奮気味に得意満面でした(笑)。

「自分をマーケティングするにはノウハウがいるんですよ。
これだけフォローがいればイベントの集客にも効果的で、、、
友達の友達とクリック一発でつながるんですよ。そうすれば、、、」と延々と続きました。
周りは大人な人たちで、およそ30分間くらい黙って聞き手になっていました。

すると話しを聞いていたナイスミドルな経営者の方が口を開きました。

「それは君がそれを商売にしているだけでしょう?
私は自分の友達とつながりたいだけだ。
故郷の同級生とか、20年会ってない従姉妹とか、、、。

そして、そのなかなか会えない友人たちの近況が知れれば、
私はそれで十分なんだ。そういう意味ではありがたいツールだと思う。
だけど、私はそんなにたくさんの友人もいないし、別に無理して欲しいと思っていない。
今いる友人知人ともっと少しでも会う機会を増やすためにやっているだけだ。

だいたい仕事の関係を除いて、一年に100人もの友人には会えないしょう?
人の人脈を利用するようなことが楽しいの?
クリック一発で友人ができると思ったら大間違いだし、私はゴメンだ。

フォロアーの人数を聞いてどうするの?
人数が多いと偉い?少ないと友達の少ない人というレッテルでもあるの?
自分は人気があるとか思っているの?それはマナーとしても何だか失礼だね。

なんかを一発で宣伝できるからとか、イベントで集客できるとか言うけど、
そういうことが必要な人たちに話しなさい。

ここにいる人たちは別に無理に宣伝しなくても、必要な人たちが勝手に探してくれる人たちなんだ。
そんなことをしなくても食べていける人たちはたくさんいるんだよ。

今は、こうしてせっかく皆初対面で食事をしてるんだ。
あなたのセミナーに参加しているわけじゃない。
せっかくなんだ、人の話も聞いたらどうだろう?
ネットやマスコミに出ないその道の実力者の皆さんが目の前にいるんだ。
こんなチャンス滅多にあるもんじゃない。

SNSもいいけど、まずは人と楽しく会食をすることを学んだ方が君の人生にきっと役に立つはずだ。
二度と会えないかもしれない人もいるんだから、、、
さあ、せっかくの料理がさめてしまう。食べよう、、、」のような指摘をされました。

久しぶりにジーンときました。
と同時に、自分も気をつけようと身が引き締まる思いがしました。

考えてみれば、自分と他人の人脈が明らかになるので、
それをうまいこと商売にしたり、時には悪用される場合もあるということです。
(悪用の自覚はなくても)

だいたい12,000人って、多分、自分の情報を発信するだけで、
フォロアーの情報をいちいち見てないでしょうね。無理。
まぁ熱烈な「ファン」は別として、
それ以外でちゃんと「つながろう」と思っている人には
ともすると失礼になっちゃうでしょうね。

純粋にFacebookしたい人たちと、
それでフォロアーを増やして商売に使いたい人たちが混在しているからややこしい。
いつか棲み分けができるようになればいいなと思います。

いくつになっても、こうして間違いを正してくれる人、
それを口に出来る人の存在は大事だし、
ありがたいものです。

===
なぜ、こんなに長い会話を再現できたのか?
この参加者の皆さんの会食中も最初から最後まで、MP3で録音してたんです(笑)。
滅多に聞けない話があると思っていたので、、、。

そしたら、こんな副産物が、、、正解でした(笑)。







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Last updated  2012/05/29 04:35:59 PM
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