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カテゴリ:サービス・マネジメント
上海に到着後、いつもの定宿のホテルにチェックインして、 知人と会食後、ホテルの前のファミリーマートに買出しに行きました。 水、ビール、パンなどをカゴに入れてレジに向かって会計します。 そして、スタッフ商品をひとつずつスキャンしながら 「ビールは2本だと割引なんです」 と教えてくれました。 「なるほど!」ともう一本カゴに入れました。 そして、 「合計で65元です」ということで、100元札と5元を出しました。 つまり、おつりは40元です。 中国は20元札があるので、2枚返してくれるわけです。 ふとスタッフの手元を追いかけてみました。 レジのドロアーを見ると、20元札は汚い札でした。 (少し破れていたり、、、) すると、スタッフはすかさず20元札を全部取り出して その中から、比較的きれいなお札2枚を選んでくれたのです。 これには驚きました。 もちろん中国では、まだまだ珍しいのもありますが、 (店によってはお釣りを投げてよこす) 本当に驚いたのは、上海のファミリーマートは2004年に進出した時から、 これを続けていることに驚いたのです。 (なんと言う持久力!) その当時、たまたまテレビで上海にオープンしたファミリーマートのトレーニングシーンが放映されてました。 その際に、 レジのお札の向きを揃える。 汚いお札は渡さない、、、 などのトレーニングをしてました。 (なぜ知っているのか?というと、その番組を録画していたからです) ブランドとはそういうことなんだと。 これに驚いたわけです。 商品の陳列や渡し方、接客マナーみたいなのはどんな会社でもやりますが、 コンビニの「お釣り」でも、他社との「差」が積み重なって行ったということです。 ちなみに、上海のコンビニラインキングではファミリーマートがNO1です。 === 先日、とあるテレビ番組で、 ソフトブレーンの創業者の宋文州氏が 「日本のコンビニはサービス業の圧倒的な総合力で 世界に誇るサービスだ」とコメントしていたのを思い出しました。 いやー素晴らしい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/06/05 01:21:25 AM
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