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カテゴリ:インバウンド対策
メキシコシティにも、高級なショッピングモールが次々とオープンしています。 そのどれもが日本の高級百貨店をそのまま超大型化したような感じです。 これは南米や中国をはじめとするアジア諸国でも同様の傾向があります。 最近ではドバイの巨大な高級ショッピングモールなどがテレビで紹介されることが 増えてきました。 そういうのを見ると「外国は凄いなぁ」と思いがちです。 しかし現実は意味合いが違います。 諸外国の場合そういう施設が必要なのです。 なぜか?と言えば、それはセキュリティの問題です。 特に高級品を扱うブランド店の場合、 こうした大型で高級なショッピングモールに出店することで、 ガッチリとセキュリティしてもらえるという利点があります。 (とてもじゃないが路面店では無理) また訪れる富裕層も出入口にショットガンを持ったセキュリティがいる ショッピングモールならば安心して買い物ができるわけです。 ちなみに、こうした施設を視察して、写真撮影をするとセキュリティに怒られます。 富裕層を撮影させないようにしているわけです。 万が一、そうした写真がインターネットに掲載されると、 悪意ある人達(マフィアなど)のターゲットになるからです。 反面、そうしたセキュリティがいるお陰で富裕層は安心して買い物ができるわけです。 こうした事情で巨大なセキュリティ要塞としてのショッピングモールが 誕生するということです。 対して、日本は百貨店でもショッピングモールでもそこまで厳重なセキュリティは 必要ありません。 だから外国人観光客は、日本の警備員が年寄りだったり女性もいることに大いに驚きます。 しかも、銃などの武器も持っていない。 「あれで大丈夫なのか?」と。 たいてい観光初日の銀座で驚きます。 そして、日本の安全性を実感するわけです。 代官山や青山、表参道のような街は、大変珍しい(羨ましい)…と人気の理由です。 こうした街は、お金を積んでも造れない(真似できない)からです。 最近は、周辺国との政治的緊張状態があり、 中国や韓国からの観光客が減っています。 それでもやはり海外の富裕層は来日しています。 レディガガが来日して、ブラブラ買い物をしても、誰も襲わない…。 だから海外の富裕層が憧れるのです。 高級ブランドに憧れて来るのではなくて、 (外国でも買えるし…) 街で自由に買い物ができるから来るのです。 (夜でもOK) そんな国は、なかなかあるもんじゃありません。 安全&安心は、立派な観光資源ということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/09/25 07:26:29 PM
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