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カテゴリ:インバウンド対策
昨日より東京と大阪に中国人観光客が到着。 東京は上海ハーレーオーナーズクラブの男たちで、大阪はその妻&恋人たち。 今回は、こちらの仕事の都合で残念ながらアテンドはなし。 その代わりこの2日間は電話、メール、SNSで移動のサポートに徹してます。 今日は、さっそく大阪組がメゲてました。 さきほど、大学でしっかり日本語を勉強してペラペラな郭さん(女性)から連絡があり 「大阪人の言葉はほとんど理解できない(涙)」と(笑)。 これが俗に言う「大阪の試練、関西の洗礼(業界内用語)」と言われるものです。 標準的日本語を勉強してきた外国人が関西に行くと 「なんだぁ?何語?」とわかんないわけです。 それで自信満々だった心が折れる。 だからすかさず「標準語でお願いします」と言いなさいとアドバイスします。 日本語の学習は難しいとされて、 それを学習し身につけた自信が揺らぐのは相当ショックなんだと思います。 現に、大阪に行ってみたいけど標準語が通じないから、、、 という理由で敬遠してしまう外国人もいるくらいです。 そもそも日本語にはもう一つ大きな課題があって、文字と言葉が不一致なのです。 わかりやすく言えば、 新聞、ブログに書いてある「書き言葉」と「話し言葉」があまりにも違います。 原因は色々あるものの、話し言葉がどんどん崩れていくからです。 ようするに正しい日本語がどんどん使われなくなっていく、、、ことにあります。 「本当ですか?」が「げっマジ?」になってしまったり(汗)。 これに各地の「方言」が加われば、、、 学習するのに何年かかるのか?日本人でも大変なことです。 ましてや外国人にとっては言うまでもありません。 これからの日本経済を考えれば、 観光産業の育成が最重要課題であることは間違いありません。 いまだ700万人程度の外国人観光客を毎年3000万人が訪れるようにしなければなりません。 それにはまず、外国人観光客への「おもてなし」として、 せめて「正しい日本語を話す努力をしましょう!」というのが優先課題です。 (その次に英語、中国語の学習も、、、) 私が通う上海は、上海人同士では「上海語」で話してます。 しかし、外国人や地方人と話す時には徹底して「普通語(中国語)」で会話します。 中国というと何だかサービスが悪いイメージを持っている人たちが多いけど、 こういった側面に気がつくと「やるな」と思います。 さすが長年に渡り多くの外国人を受け入れて来た街です。 地域の方言は大事に残しつつ、 外国人や他の地域の観光客を受け入れていく知恵と努力があります。 これは観光産業を推進する街にとってはとても重要なことで、 学ばなければならない点です。 ★レジャーサービス研究所のホームページ★
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Last updated
2012/12/02 01:50:14 PM
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