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カテゴリ:教育・研修
ある企業の幹部から「上司とのコミュニケーションがしっかりできるように 指導してくれる先生を紹介してもらいたい」というオーダーがありました。 それで色々調べたり人々に聞いてみると、、、これが本当に少ない(汗)。 書籍から調べようとしても、ビジネス書のほとんどが 「部下の指導や育成、、、うんぬん」的なモノが多いのです。 それで改めてわかったことは、人材系の講師や先生のほとんどは 「部下指導系」 だということ。 理由は至ってシンプルで、 ほとんどの人が上司とのコミュニケーションは大してうまくない、 人によっては下手だった。 それで30代くらいで会社を飛び出して、、、独立、という構図が見えてきます。 逆に、部下の指導もうまくて上司、上層部、他部署とのコミュニケーションもうまい人は、 大体仕事もうまくいってるし業績もよかったりして、会社が離しません。 よって独立起業する必要もないので、「講師市場」に出てこないのです。 これに気がついてみると、本当にそうだな、と改めて実感します。 なので、その領域の講師はどこかの企業に所属していることになります。 つまり、お願いするにはそういう人のいる企業に打診するのがベストなのです。 (研修会社ではなく) 世の中、多くのビジネスマンが部下の指導に困っているフリして、 実はほとんどの人が自分自身が上司との関係が下手なのです。 だけど、その自覚がないのが実態だと思います。 だから、上司や幹部とうまくいかないと辞めてしまう。 または独立してしまうのです。 そんな人たちが講師をしても、教えられるわけないですね。だから少ない。 「自分の部下は責任をもって育てます!」「現場を大事にしてます!」と 熱り立つ人に限って、本社や人事部の人とのリレーションが下手、、、。 それで「本社のやつらは現場を何もわかってない」と部下を相手につい愚痴っちゃう(笑)。 多いですね、こういう人。要注意です。 そんなこんなで、これからは上司や幹部とのコミュニケーションを しっかり学んでいくことが必要なんだと思います。 (上司をサポートしつつ、堂々と意見提案ができる大人の関係) それができた上で、自分の部下の指導ができればOKということです。 上司との関係は悪いけど、部下は大事にしてます、なんて たいていは一人よがりで、部下はたまったものではないはずです。 (第一、仕事がやりづらい) 上司や幹部とビシッとリレーションが取れる上司なら、 その姿勢を見て部下もついてくる、、、のが自然でしょうね。 私自身も、部下の指導と上司への提案やサポートを見事にやり切るビジネスマンを 数名知っていますが、やはりどの方も企業で働く人々です。 (ネット上にはいない=実名で社内のことは書けないはず) だけどそういう知り合いを見つけたら、堂々とお願いしてみることをお勧めします。 他業種なら結構引き受けてくれるものです。 ★レジャーサービス研究所のホームページ★
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Last updated
2013/01/15 11:56:30 PM
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