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カテゴリ:顧客満足
先ほど実施したSkypeセミナーでの20代の若者からの意見。 「若者の自動車離れ」が話題になっているけど、 それは元を正せばバイクの規制をやり過ぎたからだと思います。 僕の父とその友人たちは、高校時代からバイクを楽しんでクルマも楽しんでます。 「いい時代だった」らしいです。 それで、今でも仲間たちとクルマとバイクをイジって乗るライフを満喫しています。 子供の頃、いつもドライブやツーリングに連れて行ってくれました。 しかし、僕の世代はもうバイクの規制が厳しかったから、周囲では誰も乗らなかった。 もちろん、クルマをイジるような友人もいなかった。 だから仲間で楽しむほど好きな人はいません。 そういう経験がないから正直言って通勤に使う程度で クルマやバイクの楽しさはわからないです。 そういう意味では父たちが羨ましいんです。 父たちは一生クルマとバイクを乗り続けるでしょう。 しかし、僕は通勤さえなかったらほとんど乗りません。 移動手段だけで考えたらバスと電車で十分だと思うからです。 そういう世代にならないようにするには、 やはり楽しさを奪わないことが大事なんではないでしょうか? 道交法とかでどんどん厳しくした結果、バイクに乗る率が下がればその結果として クルマ率も下がるのではないか?そう考えて実は大学の卒論でこのテーマを書きました。 移動手段として必需品以外の人々に販売できなければ、ますます売れなくなると思います。 いきなり「なんとかキャンペーン」をやって解決するような問題ではないでしょう。 どんな分野でも「好きな人」を大事にしなければならないし、 それを極力阻害しない法律の整備も重要というのが僕の意見です。 世界に名だたる自動車とバイクのメーカーがあっても、 今や地上波ではF1レースもバイクの世界選手権も放映されてません。 そして、僕の世代の人はそれに興味がない。 ロマンがどんどん薄くなってしまっているのは確かだと思います。 メーカーや政府が勝手に考えた戦略でなく、 ファンからモノを考えていくようにしなければ日本の特徴はますますなくなってしまいます。 日本が世界に通用してきたあらゆる分野(カメラでもアパレルでもお菓子でも)は、 実はファンが支えたものであって、もしファンが消えたらどんなに公共事業をやっても 経済は復活しないと思います。 (クルマもバイクも乗らないのに高速道路はいるのか?と) === ちなみに、彼は通勤用に5年落ちの軽自動車を所有。 ただ父の影響で多少はクルマ好きなので、近所のレンタカーの会員になって、 新車が出る度に借りてドライブに行く、という楽しみ方だそうです。 ★レジャーサービス研究所のホームページ★
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Last updated
2013/02/03 04:39:12 PM
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