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カテゴリ:教育・研修
どんな仕事でも、(多分)誰でも、 10年も続ければモチベーションが「山あり谷あり」で上がったり下がったり、、、 あるものです。 それ以上続けていくには、人それぞれのモチベーションを維持する、または上げるような 創意工夫があります。 よく精神論的な本を見かけるけど、心構えだけでは不足ですね。 今回も、13年間続けて通っている北京の施設に研修に行って来ましたが、 (実際には、毎年数回は通っているので) やはり「慣れ」とか「ダレ」がでないように工夫してます。 私の場合は「音楽を聴くこと」です。 ただ元気になるような歌を聴くとか、リラックスするために、、、 というものではありません。 (それでは弱い) 2000年に北京に通い出した時、ちょうど「初恋のきた道」という映画が公開されていました。 あの北京オリンピックの開会式のプロデューサーでも有名なチャン・イーモウ氏が監督で、 今やすっかり世界的女優になったチャン・ツィイーのデビュー作品です。 あまりに素晴らしい映画だったので、7回も映画館に通いました。 そして、その時に映画館でこの映画のサウンドトラックのCDを買いました。 当時は隔週で北京に通っていたので、そのCDをMP3にしてPCに入れて、 ホテルの部屋で毎晩聞いてました。 仕事なので、毎日良いことばかりではないし、 初めての北京でわからないことだらけでテンションが下がる日も多々ありました。 運営サービスのスタッフのトレーニングをしていると、 思い通りにならなことが多過ぎて、ストレスも溜まるので、 何しろこの曲を聴きながら寝てました(毎晩)。 すると、なんとなくリラックスできるし「中国、中国人の良い面を観よう」 と思えたり、、、そういう効果がありました。 それ以来13年間、 中国で研修する際には必ず夜はこのサウンドトラックを聴いて寝るようにしています。 すると、当時のことを思い出したり、、、つまり「初心に帰れる」わけです。 小泉政権時代には、まさに反日デモが通っている道路の脇のビルで スタッフの研修をやってたこともあります。 昨年の8-9月あたりも同様でした。 外では反日デモがあっても、部屋の中では日本式の接客サービスの研修を 行わなければならない、、、そういうシチュエーションが多々ありました。 そんな時にも比較的冷静に立ち振舞えたのも、この習慣のお陰だと思っています。 こうしてみると、つくづく音楽には色んなものが染みついているんだな、と実感します。 (人それぞれに) そのようにして、ずーっと聞いている同じサウンドトラックのアルバムが、 色んな体験がプラスされて、どんどん厚くなっていくような気がしてます。 好きな音楽や本は、こうして自分のモノになっていくんだなと思います。 ★レジャーサービス研究所のホームページ★
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Last updated
2013/03/10 04:49:29 AM
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