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レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2013/08/21
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カテゴリ:インバウンド対策


衣類の整理をしていると懐かしいシャツが出てきます。

ディズニー・インスティチュート

私は仕事柄、様々な観光地やレジャー施設に訪れる機会が多いです。
かつてはその度に色んなお土産を買ってました(家族友人知人用に)。
主に食べ物(菓子類)が多かったのですが、
ふと気がついてみると自分のお土産は何も残ってないことに気が付きました。

それで何が欲しいか?自問自答してみると、どうせならシャツがいいなと考えました。
それ以来、観光地やレジャー施設に行くと、
シャツ(ポロシャツ、Tシャツなど)を買います。

それらは何だかんだで10年くらいは保つので、整理する度に思い出すことができます。

シャツを買うようになってから気づいたことは、
欧米人の中高年客(特に男性)は、似たような考えの人が多いということです。
リゾートホテル内にある店に行くと、奥さんに選んでもらっているシーンを見かけます。

そんなことがあってからは、
国内の観光地やレジャー施設のシャツに注目するようになりました。

上記のような大人の自分土産の視点で見渡してみると
なかなか買いたい商品がないことがわかりました。

そうした大人需要にも真っ先に取り組んでいたのは
やはりディズニーランドでした。

上記の写真にあるように、何でもかんでもミッキーやキャラクターではなく、
ロゴだけで大人仕様の商品が多数開発されていて、
その数は年園増加しています。

あの東京ディズニーランドも、
あれほどのリピーターでその度にお土産売上を伸ばし続けるには、
こうした大人需要を創出し続けて工夫をしているからでしょう。

子供向け商品だけではあの売上を維持するのは困難です。

大人向けのシャツなどの商品は、売上に結びつくのはもちろんですが、
また違った付加価値があります。

それは、このようにロゴやブランド名が中心なので、
友人がそれを見て「ディズニー・インスティチュートって何?」と聞いて来るのです。
「ここはフロリダのディズニーワールドの中にあって、、、」
「へぇーそんなリゾートがあるんだぁ…」という会話が続きます。

つまり、買った私がプライベートで来て、さらに友人知人に宣伝しているようなものです。
売る方から見れば、一石二鳥な商品と言えます。

これがコーヒーカップや置時計のような「室内」で使用する商品だとそうは行きません。
買った人が「外に着て出歩く(または持ち歩く)商品」だからこそです。

こうした取り組みは
1990年代からバリ島などアジアのリゾートでは積極的に行われるようになりました。

この点においては、日本は後発で、
まだまだ、子供と女性客がターゲットの商品開発が主流です。
(どうしてもカワイイ系に偏ってしまう)
(但しゴルフ場はのぞく)

この7月は、訪日外国人客数が100万人を超え、
記録を更新しました。

外国人客の場合は、日本人と違って大人の男性客の購買力が大きいです。
なのでこれからはより積極的に外国人客のお父さんが買える(身につけたり持ち歩くような)
商品を用意したいものです。
(大人男性客の購買力を満たしていないのが現状)

レジャーサービス研究所のホームページ







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Last updated  2013/08/21 08:05:37 PM
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