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カテゴリ:インバウンド対策
今回江西省のリゾートの仕事で泊めて頂いた部屋は、
真ん中にバスタブがありました。 「これぞSPAリゾートだ!」 という雰囲気を強調したらしいです。 実際に入ってみるとお湯をためても濁りません。 透明でした。 山間のホテルなので中国でも水がきれいなんです。 これならバスタブに入る気持ちになります。 対して、上海や北京の一流?と言われるホテルでも バスタブにお湯をためてみると「あらら…:汗」と 濁ってしまうことが多々あります。 北京や上海では、普通の上水を使うと濁ります。 本当の一流ホテルは浄水器を設置してあって、 バスタブにお湯を入れても濁らないようにしています。 ここが見極めポイントです。 中国に限らず外国人の多くはシャワーしか浴びない… と言われますが、 そもそも水の綺麗さが影響しているのです。 水のきれいな日本はこの点で大変有利です。 中国人客を日本に誘致する際に、宿泊先がビジネスホテルであっても、 バスタブにお湯を張った写真を撮影しておいて 「このホテルどう?」と写真を送信します。 すると「おお!こんな安いホテルでもお湯がきれい!」と驚きます。 この写真を見せるかどうか?が大事なのです。 ただ「水がきれい」とパンフレットに書いても印象は薄いですが、 写真で見れせると「これなら毎晩部屋でバスタブに入れる」 とイメージできて、付加価値を感じてもらうことができるわけです。 「きれい!」や「安全」は日本の強みですが、 どう表現するか?で印象が薄れたり強く残ったり、 なにしろ「幅」があります。 私の場合は、さらに 「ぬる目のお湯で好きな本を読みながらゆっくり入る…」 ということを勧めてます。 (その写真も送信します:笑) すると「おお!いいねぇ、贅沢だ!」と思ってもらえるわけです。 そういうシーンをテレビや映画で観ている人にとっては 「プチな憧れ」だったりします。 ちなみに、上記の江西省のホテルで私が提案したのは、 水に濡れてもOKな本を用意してゲストに無料で貸出し、 「部屋風呂読書」をコンテンツにしています。 もちろん大好評です。 ★レジャーサービス研究所のホームページ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/04/07 03:30:37 PM
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