|
カテゴリ:インバウンド対策
来日した中国人観光客の旅行カバンを見ると 大きく2つのパターンがあります。 1つは、大きなキャリーケースでやってきます。 中を開けると荷物はスカスカ。 日本で大量にお土産を買うから、そのスペースが空けてあるわけです。 もう1つは機内持ち込み可能な小さなケースで訪日します。 そして、日本で思う存分買い物をして、 それらを持ち帰るために大きめのキャリーケースを買います。 大連から来た(写真の)彼女の(孔さん)場合、 案の定ディズニーでした。 (彼女の友人も同じ物を買いました:笑) そして、帰国時には小さい方は機内に持ち込み、 日本で買ったディズニーのケースは預けるわけです。 これが中国人観光客の特徴です。 購買意欲が旅行カバンにも現れています。 (ちなみにこの2つ以外の場合は、仕事の出張客がほとんどです) なので、アテンド中も百貨店に立ち寄ると こうした旅行カバンのコーナーに必ず連れて行きます。 大きなケースがあれば、その分だけ購買意欲が高くなります。 ちなみに、数十万円の高級ブランドを除けば、 数万円程度で買えるケースなら、 日本製は本当に丈夫で機能的で使いやすいと評判です。 そして、人によってはあまりにも素晴らしい小型のケースを見つけると 持参した小さいケースを日本で捨てて 代わりに新しいケースを購入して帰国するほどです。 それだけ豪快に買い物をする彼女たちも 空港で荷物を預ける際には、 「重量オーバーで追加料金にならないか」仲間同士確認しあって、 重たいお土産を仲間で分散してケースに収める、、、 など工夫してます。 (こうしたシビアな面があります) ちなみに、孔さんたちは、ディズニーのケースを買った後に 東急ハンズでトラベルグッズを見て 「日本のトラベルグッズは本当に素晴らしい!」と感激して、 ポーチや化粧ケース、折畳みハンガー、携帯アイロン、、、 など、日本式トラベルグッズをまさにフル装備分買いました。 (結局、ケースとほぼ同額分のグッズを購入) これらは、おしゃれ大好きギャルの孔さんたちが 事前に持参した「買い物リスト」にはない商品です。 「観光客はこうして衝動買いをする」 その流れがわかる事例の典型でした。 ★レジャーサービス研究所のホームページ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/05/28 01:55:40 PM
コメント(0) | コメントを書く
[インバウンド対策] カテゴリの最新記事
|