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カテゴリ:中国
中国経済はこれからどうなるのか?
どんな風に失速するのか? などの報道が絶えません。 色んな意見はあれど、ピークが終焉したのは間違いないでしょう。 それでどんな影響があるのか?も、 国や業種によって違うし、個人も職種によって違うと思います。 (業績低迷になる業種もあれば、逆に好業績に転じる業種もあるでしょう) 経済失速の理由もマクロ経済学の視点であれこれ語られますが、 現場の視点で見るとまた違った原因が見えてきます。 その1つが「スマホ」です。 このところ、スマホの普及に合わせて中国のIT企業の好業績が伝えられてきます。 ネット通販の伸びと金額も凄まじい勢いで拡大しています。 なので、その周辺の企業は好調です。 一方で、残念なこともあります。 それは、かつて「中国の接客サービスはひどい!」という世界的な評判を一蹴すべく、 国際的な大イベント「北京オリンピックと上海万博」を機に、 マナー教育の徹底をはかりました。 上海万博終了後は、しばらくはそうした成果を体験できた時期があります。 しかし、それから3年も経つと段々とレベルが下がってきます。 さらに追い打ちをかけているのは「にスマートフォン」の普及です。 仕事の業務効率に役立つだけならいいけど、 実態は「サボり道具化」してい、それに抑えが効かない状態です。 先日、上海浦東空港の中のステージでピアニストの演奏がありました。 まぁ客達はあまり興味なかったようですが、 美しい音色が響くのは心地良いものです。 しばらく見ていると、客が少ないのをいいことに、 明らかに曲の途中で演奏を止めてスマホをいじり出しました。 それが落ち着くと、次の曲を始めます。 一極終わる度に「しばらくスマホ…」そんな演奏でした。 その他、街中の店舗を覗けば客がいない時は皆スマホをいじってます。 (店によっては客がいても、、、:汗) これはもう枚挙に暇がありません。 ただでさえ人件費が高騰している中国。 それでも生産性が向上すれば問題ないけど、 逆に生産性が下がってしまっているのが現状と言えます。 (もちろん極一部では接客サービスが向上している企業や店舗もあります) これは店舗だけはなくて、 オフィスワークでも同様の傾向があるようです。 結局、何かが普及しても使う人が「どう使うか?」が大事で、 それを正しく使いこなすことができるかどうか? 中国はいま、あらゆる意味で「道徳教育」の徹底が問われている気がします。 それができなければ、公共事業や金融政策をどんなに弄くり回しても、 経済はますます失速するのではないか? そんなことを考えました。 ★レジャーサービス研究所のホームページ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/08/10 06:31:29 PM
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