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カテゴリ:教育・研修
上海に進出して2010年くらいまでは現場のトレーニング以外にも
店舗運営マニュアルや新人教育用のマニュアルを作成するなどの仕事も受けていました。 しかし現在は基本的にはやりません。 マニュアルの作り方を指導して、現地のスタッフに作成してもらいます。 もちろん支援はしますが、基本的には自力でやってもらうようにしています。 目的はトレーナーを育成するためです。 指導する内容を全てまとめてマニュアル化してもらいます。 マニュアルを作成してあげて納品すると、 それを使ってまるで社内講演家のように話すだけのトレーナーは数多くいますが、 話が面白いだけで中身が薄い場合が多々あります。 気持ち良いのは話している本人だけ(笑)。 一方で多少話し方が下手でも、 自分で作成したマニュアルを使って教える場合は説得力があります。 つまり相手が理解しやすいか?それで仕事ができるようになるかどうか?です。 先日も上海出張の際に、 アパレル企業のトレーナーたちが「マニュアルを改編しました」と見せてくれました。 大変マジメな方々です。 一方でマニュアルの作成をサボる人はトレーナーから外してもらいました。 「話し好き作業嫌い」はトレーナーに向かないのは当然ですね。 そうして残ったトレーナーは大変優秀で、仕事にも愛情を持つようになります。 仕事を自分のモノとして考えるようになり、 メールでもSNSでも何でも使いこなしながら、いつもガンガン質問をしてきます。 さらに「もっとよいヒントはないか?」と常に意識しだすから視野も広くなります。 そして、店舗運営の指導力がどんどん強くなる、そんな感じです。 今まで中国でも日本でもあれこれやってみた結果です。 一見地味ですが、今のところこれを凌ぐ指導方法は見当たらないのが実態です。 ★レジャーサービス研究所のホームページ★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/12/04 05:12:05 AM
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