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カテゴリ:教育・研修
ある企業の「働き方改革」に関連する社内向けセミナーに呼ばれた時のこと。
3人の講師の一人だった私の出番は3番目だったので、 一番後ろの席に座って、2人の先生の講演を拝聴しましてました。 一番バッターの先生の講演の最後の質問タイムに、 「政府はもっと私たち主婦層に対して…して欲しい!」 「そもそも私たちの仕事量が多いことが問題なんです」 などなど、ズバズバ意見しちゃう人(Aさん)がいました。 (質問タイムなのに…(^^;) 堂々と大きな声で意見する姿は、 多くの女性社員の共感を得るのかな?と思ってみていると、 反対に白けムードが漂いました。 なぜか? 最後尾にいた私はすぐにその理由がわかりました。 Aさんは、講演中はほぼ自分のスマホをいじっていて、 Facebookを投函したり、LINEで親類に連絡したり… ほぼ私用でした。 そうです、Aさんは仕事ができない以前に、 仕事してないのです。 これは日常も同じで、 デスクワークをいいことに公私混同型ワークの常習犯で、 社内の人々はほとほと困っている…とのことでした。 なので3番目の私の話しは、 急遽内容を変更して「公私混同ワーク」の話を中心にしました。 だから、Aさんは私の講演中…スマホをいじれなくなりました(笑)。 もちろん質問も意見もありませんでした! === スマホやPCの画面を眺めていると、 どことなく仕事しているように見えてしまうので困ります。 実はセミナー中、Aさんのような人は結構いたばかりか、 セミナーの事務局の運営するスタッフも…やってました(^^;。 記録を取ってるフリして…SNS三昧! 残念な会社です。 (同時に、私用SNS中毒患者が多くて深刻です) スマホやPCは、正しく使えば生産性がどんどん向上して、 働く人も企業もハッピーなツールにもなるし、 使い方を間違えれば、生産性がとことん下がる 恐ろしい悪魔のツールにもなります。 この会社では、こうした実態を受け止めて、 ここはまずは原点に返って 「残業どうのこうの」以前の問題として、 「ツールは正しく使用しましょう!」 …という取り組みが始まりました! 働き方改革の第一ステップだと思います。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ レジャー・サービス研究所 上海楽暇堂商務諮詢有限公司 斉藤茂一 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/07/18 04:52:07 PM
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