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テーマ:0歳児のママ集まれ~(7659)
カテゴリ:たわいない話
久しぶりの更新です
ぴーちゃんとふたり香港を離れて 二ヶ月ほど日本で避難生活を送っておりました とはいえ、日本の実家でお世話になり、とても恵まれた環境でした 香港から逃亡した原因は、住んでいるマンション内の改装工事 同じフロアのお部屋が、大々的なリフォームをしていたんです。 壁を壊したり床をはいだり 工事で出る粉塵や騒音といったら エレベーターを降りるとそこは一面モヤの世界 廊下に溜まりに溜まって行き場を失ったホコリや臭いは 家の中まで流れ込んできて 連日すごい事になってました マンションの廊下には窓もなく、 外気が入らないからほぼ密室状態 空気の逃げ場がない ホテルの廊下のような、 香港のマンションのつくりはほとんどがこんな感じなんですよね。 音や振動やホコリくらいは我慢できたんですけど、 やられたのは臭い ラッカーやペイントみたいな、シンナーの臭いです とにかく濃ゆ~~~い 工事が始まると寝室まで臭いが充満して逃げ場がない状態でした 酸素のない水槽にいる魚の気持ちがちょっと分かるような ピークに達すると刺激臭で目がしかしかして開けていられないほどで、 家に居ると異様にのどが渇いて、 空気清浄機は、赤ランプがつきっぱでフル稼働 どんだけえ~な状態に、ぴーちゃんに与える影響の事を考えて、 工事会社に抗議してみた。 『臭いだけどうにかしてください。 娘はまだ乳児で、 このままでは頭がパーになってしまいます』と。 二度かけあった結果、やっと現場のお兄さんがやってきた。 ぬれぞうきんを持ってきて 何をするのかと思ったら、 そのぞうきんを玄関扉と床の隙間に 二枚ぴっぴっと置いてった。 おいこら ・・・よもやそれで臭いを塞いだとか言うつもりじゃあるまいっ ・・・・・・・この人たち本気 工事するならドアを閉めてやってよ せめて非常階段口を開けて換気しようよ ・・・問題はそこでしょ マスクもつけずに工事をしている現場のお兄さんたちは、 それは陽気ないい人たちで、なぜかハッピームード。憎めません それはいいのだけれど。 ・・・まあこの臭いを毎日吸ってればね・・・orz へんに納得 怒る気力もすでになく、私は家の内側から ドアの隙間をガムテープで目張りしました。 これで外気をある程度シャットアウトできたものの、 ドアを開けられないから、 Hubbyまでシャットアウト 買い物にもでられません お昼が一番ひどくて、様子を見に戻ってきたHubby 相談をした不動産やさんからの勧めもあって、 「子供を連れて今すぐ家から退去しろ」と 即日日本行きのチケットを手配してくれました。 そんな調子で事が運んで、 4時間後には空港におりました。 三重県の田舎の実家に 子連れで二ヶ月もいるとさすがにご近所さんの目にとまるのか、 私が、子を連れて出戻ってきた という噂がまことしめやかに流れており これだから田舎はこわい 下手に外を歩けば、放送局さながらの近所のおばちゃんに捕まって、 たまに会話もするのだけど、 「旦那さんはどうされたの?」 元気です。・・・離縁してません 「結婚指輪してないからさ~てっきり・・・。」 子供ができて水仕事が多いから外してるだけです~。 日本に戻った理由なんかもなんだか話せば話すほど、 どんどん言い訳がましい気持ちになってきて 母は、町内の回覧板に「出戻りじゃありません」って 書いて回せっていうし Hubbyもたまに、顔を見に来てくれてたんだけどな・・・。 そういうのはご近所に見られてないんだから。 チャーミーグリーンのCMよろしく、 Hubbyとふたり手をつないで近所をスキップしてまわれば良かったかな。 とまあそんな具合で、工事も無事に終わり、 香港に戻りましたので、 またよろしくお願いいたします m(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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