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Hubby, Baby, Me and a Cat

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August 5, 2011
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カテゴリ:2nd BB 妊娠4ヶ月目
去年の暮れに二人目を授かったのですが、
妊娠7ヶ月目に入って突然
お腹の中で失くしてしまいました。

580gの女の子でした。

死産から2ヶ月が経ちます。

赤ちゃんを無事に産んであげられなかったことや、
死産したことで、主人をふくめ
大切な人の人生にも大きな影響を与えてしまったこと、
人が生きて、そして死ぬということ、
人との出会い、
これからの事・・・
空にかえっていった赤ちゃんを思いながら
いろいろと自分なりに考えて、
気持ちを整理していました。

1ヶ月ほど実家で静養させてもらっていましたが、
これまたタイミング悪く、大学生の妹が
教育実習の課程で実家に戻ってきていて、
すべてを目の当たりにするところとなり
彼女にもいろんな経験をさせてしまいました。

死産直後は、起きていても皆に心配をかけ、
寝ていても心配をかけてしまって、
あまり泣いてもいられずに
『早く普段通りに戻らなくては・・・』と
必要もなく気持ちが急いていた気がします。

実家では、母が過去に死産を一度経験しているので
不安や心細さから、いろいろと聞いたり、
頼りにさせてもらったのですが、
その反面、母に当時の事を思い出させてしまうのは
ある意味残酷で、内心辛いことでもありました。

母が死産したとき、わたしは小学4年生でしたが
その時の母の様子が心に強く残っていたりします。

今回の私の死産で、母もわたしも状況は違えど、
お互いの気持ちが痛いほど分かるぶん、
余計に辛く感じてしまったかもしれません。

色々と苦しく感じていた時、
友人からもらったメールに

「人はみな自分で親を選んでこの世に生まれ落ちるそうです。
お腹に生命が誕生した時に、その寿命は定まっていて、
この世に生まれて出ることができなかった場合は、
お腹の中にいる短い間でも愛情をいっぱいくれて、
そして魂の世界に旅立った後も
ずっと愛し続けてくれるママを選んでやってくるそうです。」

と書かれてありました。

流産も死産も、人それぞれですし、
とらえ方や考え方も人によって違うのかもしれませんが、
私はこの言葉に
ずいぶんと心が救われました。

起こってしまった事をネガティブとらえたり、
悲しんでばかりいてはいけないと、なるべく考えないようにして、
とにかく早く気持ちを切り替えようとしていたのですが、
そんなに頑張らなくてもいいのかな・・・と。

逆にそう頑張ろうとするから気持ちに無理がでるのかなって。

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆

驚いたのが、多くの友人が流産を経験されているということでした。

普段はそういう話をする機会って、あまりないですけど、

「姿は見えないけど心の中ではずっと家族だよ」

「赤ちゃんのために沢山悲しんであげて」 と

お見舞いや、あたたかいメッセージをたくさんもらって、
病院の重苦しい空気の中でも、
苦しい思いをしているのは決して私だけじゃない、と
精神的にも頑張れた気がします。

主人がずっと側でサポートしてくれたお陰でもあります。
死産と赤ちゃん以外の、余計な事を一切考えずに居られたので・・・。

長引く陣痛の中、ものまねとか言って、
森本レオ風にオレンジページのレシピを朗読してくれるのは、
うちの主人くらいじゃないかなあと思います。
病院のベッドで、ちょっと腹がたちながらも笑ってしまった。
いつも明るく振る舞ってくれた主人が頼もしかったです。

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆

赤ちゃんを亡くしたことで、
大切なものを突然失うという痛みもありますが、
逆にこれを機に得たものもあります。
良くも悪くも、改めて見えてきたものも。

今はただ心穏やかに、主人とわたしのもとに来てくれた
わずか半年の短い間でも共に生きた赤ちゃんの事を、
彼女の来世での幸せを、心の中で思い続けたいと思っています。

そして今ある生活をシンプルに
一日、一日、楽しく笑って過ごしたい。

引越の片付けなんかが残っていたりしますが、
日々、煩わしいと思う事はひとまず横にどけておいて
アサの残り1ヶ月しかない夏休みを一緒に謳歌します。
動物園行って、遊園地行って、プール行って、温泉行って☆
アサの3歳の夏休みが思い出深いものになるように。

長くなりました。

日頃から支えてくれる友達や、
側で助けてくれる家族の存在に、
改めて感謝しています。

本当に、ありがとう。

★。、:*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。、:*:。.:*:・'゜☆






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Last updated  August 7, 2011 10:46:39 PM
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