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Hubby, Baby, Me and a Cat

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December 27, 2011
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2人目の子を死産で亡くしてから半年が経ちました。

今、赤ちゃんはどうしてるかなとよく考えます。
側にいてくれているのか、空から見てくれてるのか、
次の人生のためにもうどこかで産まれる準備をしているのかなとか・・・
そう考えれば少しあったかい気持ちになれます。

ふとした瞬間にも死産した日の事や
赤ちゃんの顔を思い返す事がありますが、
当初のような、辛いから単に思い出したくないという
そういう感情ではなくなりました。
時間が経つと逆に当初にはなかった
悲しみや寂しさもあったりして
急に涙が止まらなくなることもあります。

死産した前後の情景が
いまだに昨日の事のように鮮明に残っていて、
何かがおかしいと夜中にひとりで
救急病院へ向かったタクシーの中での気持ちや、
診てもらった医者から赤ちゃんの死を告げられた時の事、
翌日に入院先へ移動して、
まだ赤ちゃんはお腹に居る状態なのに、
病院のベッド脇では看護士さんが
赤ちゃんの棺や火葬の事だとか、
書類の手続きの話を淡々としていて、
自分の気持ちがなかなかついていけなかったこと。
明るいムードにつつまれた産科での空気が
自分にはとてつもなく重かったこと。

赤ちゃんの死を頭では分かっていても、
自分の胃や腸が動く感触が、
あるはずのない赤ちゃんの胎動に思えて頭の中が混乱して、
自分の気持ちはどっか違うところにある感じでした。

亡くなった赤ちゃんとお別れした時は、
空に返る赤ちゃんに最後に見せる顔が
泣き顔というのはやめようと、
ママの事は心配しないでちゃんと天国へ行って、
次はどこかで絶対元気に会おうねと
その時の精一杯の笑顔でお別れする事ができたんですけど、
その後ひとりになってから泣いて過ごす時間も多かったです。

自分の身体の中で育っていた命が自分の中で無くなる
どうしてそんな経験をしなくちゃいけないのかを
ずっと考えていました。
今までに感じたことのない孤独感や罪悪感で一杯で、
自分はどうしたらいいのかも分からない日もありました。

それでも、周りに不必要に心配をかけたり、気を遣わせてしまうと
結果的に自分が余計辛くなってしまうので、
死産後お悔やみを頂いたり、亡くなった赤ちゃんの話をする時も、
人前では泣いてはいけないと心に決めて、
なるべく普段通りの自分で過ごしてました。

普段の生活では自分でも驚くくらい、
気持ちの整理もついていて、
心穏やかにいられる時もあるのに、
遠方からわざわざ集まってくれた友人に会った時は、
気持ちがゆるんでしまって、感情が抑えきれなくなり、
申し訳なく思いながらも
心のありったけをぶちまけた事もあります。

悲しければ泣きたいだけ泣けばいいんだ、って
最初は簡単に思っていたんですけど、
悪い癖で、ひとりで考え込んで
崖っぷちに居るような時は、
いつまでも泣いてる自分の姿を、どこか傍目で見ている自分が居て、
それは赤ちゃんを想って泣いてるのではなくて、
自分の事がかわいそうで泣いているんじゃないかとさえ思えてくるんです。
日々の忙しさの中で、当初ほどの悲しい時間が少なくなると、
それに対して罪の意識を感じてしまったり。
結果、泣けば余計苦しくなるというか。

半年経ってもいろんな波がありますが、
お喋り好きでエネルギーの塊のようなアサと、
明るくてポジティブ思考なHubbyに側で支えてもらって、
いろんな所へ連れ出してもらったり、見たり食べたり
なんてことない日常の生活の中でも、
心身共に陽のあたる方向へ引っ張ってもらっている感じでした。

死産して半年経って師走になり、
いろいろと考えたり感じたりするにつけ、
家族が揃って一緒に暮らせる何気ない生活が、健康が、幸せが
当たり前ではないという事や
どん底に居た自分を絶えず支えてくれる人が居ることの、
その存在のありがたさに感謝する日々です。

自分もその想いをちゃんと返せてるんだろうかと
考えながら生きてます。

今の自分の気持ちを書きとめておきたくなりました。





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Last updated  December 29, 2011 09:46:31 AM
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