テーマ:釣り好きの人集まれー(8280)
カテゴリ:釣果報告
連休中、相棒と一緒にマス釣りへ行ってきました。
その場所は 日本でいう管理釣り場のような感じの湖なのですが 湖の規模がボートで移動できるぐらいの大きさなので 幾ら放流してあるとは言っても なかなか簡単には釣らせてくれません。 でもパワーベイト(練り餌)での餌釣りをすれば そんなに難しくはないようです。 パワーベイトでの釣り人が大半を占めているこの釣り場では トラウトも簡単に捕食できることを知っているようで ヘラブナのように底に沈んだ餌だけを拾い食いしているようなのです。 だからスプーンやスピナー、ミノーなどの ルアーには殆ど興味を示さないという ルアーフィッシャーマンにとっては手強い湖なんです。 でもあえて今回ココを選んだ理由というのは ホリディーシーズンのスペシャル企画として 20LBSもある”お化けレインボートラウト”の放流が あったとのNEWSを聞きつけたからなんです♪ そんな20LBSもある大きなトラウトともなれば ”1匹ぐらいはルアーに食ってくるだろう ”と 全く根拠のない確信を温めながら・・・・ ひょっとして釣れるかな。 なんてピクニック気分も半分で お弁当持参で行ってきました。 午前中は湖内をボートで右往左往しながら 小まめにスプーンやミノーを試しながら、 カラーにも気を使い、お化けトラウトのご機嫌を伺っていました。。。 しか~~し やはりうわさ通りの“フナマス”レイク・・・・ 微かなバイトらしきものはありましたが 結局、午前中は一匹も釣りあげることが出来ませんでした。 割と良型の3,4LBSのトラウトを コンスタントに釣り上げてる餌釣り人を 横目で見ながら・・・・ 時計は午後12時をまわっていたので 20LBSは釣れなくても 3,4LBSサイズの1匹ぐらいは釣らんとあかんやろ。 なんて 若干焦りはじめました。。。 しかし今更、餌釣りに切り替えても なんだか負けた気がして 面白くないのでトラウト・ワームと呼ばれている 小さめのワームを使って狙ってみることにしました。 ワームでしばらく”こちょこちょ”とやっていると 口を使わせるポイントがなんとなく判ってきました。 しかしアタリは頻繁に出るものの なかなか針がかりしてくれません。 フックサイズを小さくしたり、 アタリをきいてる時間を長めにとったりして ようやく1匹目を針がかりさせることに成功! でも魚を引き寄せてくる感じは 明らかにトラウトの重みとは異なりました。。 その正体はCrappieでした。 クラッピーは外見、ブルーギルとよく似た魚です。 此方ではクラッピーを専門に狙う釣り人もいるんです。 体の大きさの割に引き味もあり、食べても美味しい魚です。 ”うき ”を使ってコツコツ釣るのも楽しいって言いますから 海で言うとメジナのような類のお魚かもしれません。 今回、KEEPはしないで湖へとお帰り頂きました。 調子よくクラッピーのアタリをとれるようになり、 アタリすらなかった午前中のストレスを発散するかのように しばしクラッピー釣りを堪能しちゃいました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ この日もお天気がよく、ポカポカ陽気。 お弁当を食べてお腹もいい感じで満たされました。 クラッピー釣りにもお腹が一杯になってきたので そろそろ本命狙いへと気持ちを切り替えることにしました。 慎重にワームを操作・・・じっくりと誘います。 しばらく粘っていると ”ガシッ”と明らかに今までとは違う魚信を感じました。 慎重にあわせをくれて・・・・ よし! 巧くセットフックが出来ました。 いい感じでのやり取り~ 姿を見せたのは20LBS・・・・・ではありませんでしたが なかなか良型のレインボートラウトでした。 50CMぐらいはあるでしょう。 やり取りを楽しみながら・・・・ この時点でもう取った気になっていました。。 次の瞬間・・・・ トラウトがぐりんっと寝返りをうったように反転。 そのまま背中を向けたと思うと、 一気にボートの反対方向めがけてサーっと走りだしました。 曲がっていた竿先は一気に伸ばされ、 ピンピンに張ったラインと竿先が湖面に刺さりました。 そして ”ぶつっ・・・”と どこか懐かしくも思い出したくない感触が・・・ あっ~~~~!!! えっ~~~~ マジで・・・ 。。。。。 しばらく何が起こったのか 判らず呆然としてしまいました。 巻き上げてきたラインには、当然何一つ付いておらず、 4LBSのラインが風に揺られてふわふわぁ。。。。。っと。。。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ”ちっ” ナメてました。 養殖のレインボートラウトごとき・・・ 竿先のテションで 十分やりとりできると思い込んでいました。 ドラグ設定なんて関係ないやろ・・・・ っていうかドラグの事など全く頭にありませんでした。 ラインを手で引っ張って確かめてみると ドラグは”キツキツ”のピキピキ状態。。 こんだけキツメにドラグを絞めていては 当然ラインは1mmも出ることもなく・・・・ ”ぶちっ・・・”と 当たり前田の結果でした。。 結構大きかったのに・・・・ ま~それでも海でいえば小魚・・・ 餌サイズです。〈言い過ぎか〉 そんな魚にラインを切られて逃げられたってか・・・ え~~。 悔し過ぎました。。。。 これで一気に集中力が高まり そこからなんとか1匹を上げることが出来ました。 先程逃がしたヤツよりひとまわりぐらい小さかったですが 40cmのレインボーをめでたくランディングしました。。 しかし冒頭でも言いましたが 今回この湖に来た目的は20LBSのお化けトラウト。 間違いなくこの湖のどこかに息をひそめているのです。 もし仮にそいつが今食いついてきたら・・ この4LBSや6LBSのラインでどうやって上げるんだ。 腕の力とラインの太さ、あとは体力だけで 魚とファイトをしてきた自分の今までの釣り方を ここにきて見直す時がきたような・・・・今回は そんなトラウト釣行でした。 とっても勉強になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.05 04:01:19
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