■自転車と膣破裂の疑いの関係■
先日の娘のトホホな一件に引き続き、第2弾のご紹介。友達のMちゃんに 『釣りに行こう』 と誘われた娘。Mちゃんのお父さんが連れて行ってくれるというので、少し不安はあったが任せることにした。帰ってくるまで、Mちゃんの家でお茶なんぞ頂いて待っていた。そこへ血相を変えてMちゃんが帰ってきた。『○○ちゃんが大変!!(←娘の名前)すごい血が出てる!!』慌てて外へ出てみると、真っ青な顔の娘が立っている。はいていたスカートが血で真っ赤に染まっている。訳を聞くと、帰り道、 『家まで競争!!』 と言って自転車のスピードを上げたMちゃんに追い付こうと、娘も飛ばしたらしい。あと少しで追い付くかというところで、Mちゃんが急ブレーキをかけ、そこへ娘が突っ込んでしまったというのだ。『俺がついていながら、こんな怪我をさせてしまって・・・・・』 と、Mちゃんのお父さんはガックリと肩を落としている。 に股を強く打ちつけてしまい、血が止まらないという。スカートを捲くり上げ、パンツをおろして状態を見ようとするとパンツからは血が滴り落ちている。それをみたMちゃんのお父さんは 『救急車を呼んだほうがいい』 と言う。待っている間に、自分で車を飛ばした方が早いと思った私。Mちゃんのお母さんに、生理用のナプキンをもらい、娘の股に押し付け救急病院へ急いだ。休日のせいもあってか、熱を出した子などでごった返している。泣くでもなく、痛いと騒ぐでもなく無言でグッと痛みを堪えている娘からは(←相当な大物^^ゞ)そんな大出血している等とは、誰も想像しなかったらしく、受付の看護婦さんも 『順番にお呼びしますから~』 と、あっさり。その時、娘の血で濡れたスカートを見た1人の患者さんが『この子、すごい出血しているから先に診てあげて!!』と言ってくれたのだ。お陰で待っていた皆さんよりも先に救急室へ。大事なお股がパックリと切れて、そこから大出血している。Mちゃん家から知らせを聞いた旦那様も慌てて救急室へ入ってきた。『お母さん、この子の血液型は!?』『O型です』『お母さんの血液型は!?』『A型です・・・・・』『え!?じゃあ、お父さんは!?』『・・・・B型です・・・・・』『親のどちらも輸血してやれないの!?』『すみません・・・・・(T T)』膣破裂の疑いもあるというので、検査やら縫合などでバタバタしている中、『場所が場所だから、お父さんは外出て!!』娘は出血と痛さでぐったりしていたが、自分の子に輸血をしてやれない夫婦も、情けなさでぐったりしていた。その日はそのまま入院になったのだが、特別個室しか空きが無いと言われ、仕方なく了承。1泊¥35,000なり。幸い、膣破裂という大事には至らなかったが、傷口が開かない様に見てやらなければならないとの事で、私もお泊り。病院は嫌だ~(T T)こんな経験があったから・・・・その経験談へGO案の定、部屋には何人もの訪問者がやって来た。怖い!!ゾクゾクして鳥肌が止まらない。足も手もある、生身の看護婦さんが様子を見に来るときだけ顔をあげ、他の訪問者達の時は顔をあげられなかった。娘は大事な場所が痛い。血液型がそれぞれ違う親は心が痛い、そして特別個室&治療費で財布が痛い、と、さんざんな一件でございました・・・・・