カテゴリ:息子
引き続き「息子のこと」ですが
そして想像していた通りの結果。 警察学校に入ってもかなり余裕で遊んでいたような気がします。 希望部署を訊かれ「刑事部」と答えた。など 本人は本気だったようですが、彼のことをよく知る私達親から見れば 派出所勤務が務まるかどうか?な人です。 この発言はドラマ「相棒」の影響からなんです。 今考えると「想像力が異常に乏しい」病気かもしれません。 警察学校はかなり閉鎖的なとこでした。 入ってからは殆ど連絡もつきませんでした。 連絡出来るのにしなかったのか出来なかったのか未だに分かりません。 そして3ヶ月肺炎になり1週間入院します。 この時、病院に呼ばれ息子と久々の対面をしますが そこには教官も同席し、状況の説明。 教官がいるのでお互いに口が重く 気軽に話が出来る状況ではありませんでした。 息子も退院、それから2週間位経って、突然家に電話が掛かって来ます。 教官が電話口に出て「息子さんが学校を辞めたいと言っている」とのこと。 警察学校に行ってから全く連絡がつかず 病院にお見舞いに行った以来です。 警察学校は高卒では10ヶ月、大卒は半年で卒業です。 息子は3ヶ月半というところ。 息子いわく「今辞めれば本採用前なので経歴に傷がつかない」 あくまで、息子が学校を辞めたい、という流れですが 私達夫婦には信じられません。 そもそも、息子が経歴うんぬん等気づくわけもありません。 それは教官からの助言だと思いました。 この時、世の中は大変なことが起こっていたのです。 リーマンショック 彼は閉鎖された社会にいるので知らないはずです。 私達はなんとか息子を励まし、卒業までがんばるように言い聞かせます。 なんとか思い留まらせますが そこから、毎週末、家に電話の呼び鈴が鳴り響くようになります。 5ヶ月目 よく分かりませんが、射撃や柔道のような実習の単位が足りないとのことで いつもの様に電話がありました。 私達も疲れ果て、これ以上続けさせたら 息子も精神的におかしくなってしまうんじゃないか、というところまで 追い詰められていました。 もう、無理なんだ。 ITバブルが破綻した真っ只中 息子は家に戻って来ました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 5, 2014 07:42:47 PM
コメント(0) | コメントを書く
[息子] カテゴリの最新記事
|
|