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カテゴリ:独り言
伊勢の神宮(伊勢神宮とみなさん言いますが正式には神宮です)と天皇家の書物を読んでいます。
その中に書かれているもの。 天照大神が高天原に生えた稲穂を孫にお渡しになり「任せたよ。自分の国を治めていくときに一番大事なことは、国民を飢えさせてはいけない。これで命をつないでいくのだよ。それがおまえの使命である」と言ったそうです。日本の農業の原点はここにあります。 伊勢の神宮で最も大切なお祭りが神嘗祭であることからもうかがえます。 皇居では毎年十一月二十三日に新嘗祭が行われます。 皇居の神嘉殿において、天皇陛下がお1人でなされるお祭りです。 神嘉殿の中で、神様にその年の新米をお供えになります。 お供えをした後、祝詩をあげ、お供えを自らがお上がりになります。 これを相嘗と言います。 神様のエネルギーのこもった食べ物を、お酒とともに神様と一緒に食されるのです。 このことから天皇陛下は毎年、十一月二十二日までは古米をお食べになり二十三日に初めて新米をお食べになる。 古来から寸分のくるいもなく継承されてきている数々の事柄が有るということ。 そんな事を学びもせずに自分の事だけ考える人間の多さに疲れることもしばしば。 私自身もまだまだ勉強不足ですが「知る」ということの喜びを感じる事ができる事に感謝しております。 よく、こんな話を耳にします。 「外国から日本にくる留学生の方が日本の学生よりも、よく日本の事を知っている」と。 確かにそうかもしれません。 自ら暮らしているこの国の素晴らしい伝統をもっと学ばなければいけないと感じます。 天照大神さまが日本の国を守る為に、お孫さんに手渡した稲穂。 その思いと、今の政治家の国を思う思いには、かなりのズレが有るように感じてならない。 携帯の方はこちらのQRコードで簡単ご登録! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.21 11:46:34
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