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カテゴリ:それぞれの人生
久しぶりに事務所に顔を出してくれたHさん親子。
「ところで何歳になったの?」 「・・・39ですぅ」 「あらま!39?そろそろお嫁に行かなくちゃねぇ」 「行きたいよ~先生!」 「行く気、あるんだ~」 「あるある!!」 「選んでばかりいてもダメなのよ~賞味期限切れるでしょ?」 「選んでないもの。ふられてばっかり・・・」 「見る目がないのね・・・」 「そうなの、そうなの見る目が無いの。」 「じゃあお見合いは?」 そんな話を延々としていたら母親が横目で娘を見た。 すると娘は「母さんが不憫でならないよ~」 「どっちが不憫だぁ?」 大笑い。 娘さん曰く、もしも母親の立場になって考えたら、39の娘が嫁にも行っていないとしたなら、やっぱり気をもむだろうなぁと思うと母さんに申し訳なくて・・・というところから不憫という言葉が出てきたそうだ。 確かにね・・・ 我が娘が39で独身だったら、やはり気をもむだろう。 「母さんも不憫かもしれないけど、おまえも不憫だよ。2人して不憫だな」と親子で顔を見合わせ笑う姿を見て・・・何だか心が温かくなった。 いいなぁ、親子って。 携帯の方はこちらのQRコードで簡単ご登録! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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