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カテゴリ:長男のこと
とうとう12月に入り、今年もあとわずかとなった。
あれから毎日遊んで暮らしていた息子たちを見るに見かねた旦那が、10日くらい前に、 「学校へ行けとかどうとかいう問題よりも、少しでも体を直そうとする努力をしよう」 という趣旨の話をしてから、徐々にではあるが少しずつできることから努力し始めた息子たち。 長男は、欠席する前から溜まっていた通信制の課題を、ほぼ毎日提出し始めた。 教科書を見ながらやればあっという間に終わりそうな課題だが、まだ体力が回復しきっていない長男にとっては、思ったより大変なことのようだ。 まずは1枚から、調子がのってくれば2~3枚の問題を解く。 私も、要請があれば一緒に考えたり教えたりして、FAXが終えるとホッと一息といった日々を送っている。 次男も、そんな長男の様子を見て考えたのかどうか、ほんの少し前進した。 期末テスト(もちろん欠席)が終わった翌日には、 「明日から早く起こして!生活リズムを戻したいから」 と言って、自分で7時に起きてきた。 それから毎日、私が起こさずとも午前中に起きて、朝食を食べるようにしているようだ。 担任の先生と話した時、「小さなことを気にしたり、本人の中で何か消化しきれないものがあるのかもしれませんね」と言われ、きっと先生も何か思うところがあったのだろう、ということでもう少し様子を見守ることにした途端、それまで何も話さなかった次男が 「行きたくないのに行け!と言われるのは一番イヤなんだよ」と穏やかな口調で自分の気持ちを話してくれたので、私からは登校しろとは言わないことにした。 そんな日が数日続いたあと、今朝長男は久々に登校した。 今日から3日間、後期の中間テストを受けるために。 範囲表が送られてきたのが先週の週末だったのでほとんど勉強は出来なかったが、元々能力別クラスの教科はプリントで授業が進められているので、欠席していては分かるはずもない。 それでも、「できるところだけでもやってみる」という気持ちで、早起きして出かけていった。 久しぶりの通学と学校とテストで、疲れてはいないかなぁ~と気が気じゃなかったけれど、終わる時間まではメールするわけにもいかず、どうも落ち着かない。 昼食のあと、ようやくメールしたと同時に、奴からもメールが来て思わずビックリ それから1時間半あまりで最寄の駅に到着した長男は、「疲れた~~!」と言いながら車に乗り込んだ。 「英語は多分0点だぜ!でも数学は全部書けた~!!」とう声が少し弾んでいる。 「明日は全く分からない科目だから、名前だけ書きに行く~」とは、度胸が座ってきたもんだ。と感心するばかりである。 このままでは進級も無理だから休学にしてしっかり体を直そうか、通信制に移行して進級を目指すか、テストが終わったら決断しなければならないが、ここまでくればどっちに決まっても奴は自分らしくやっていってくれるだろう。 そんなことを思いながら、ようやく家に着いた。 お疲れ様、ゆっくりお茶でも飲もうか~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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