|
カテゴリ:次男のこと
息子たちは、22日から二人とも冬休みに入った。
2人ともずっと前から休みっばなしなんだが、特に不登校初心者の次男にとっては、ようやくこれで気が休まると言ったところか。 実は、21日の終業式の日は、2人とも前日から登校する準備をして、早起きをした。 6時に長男を起こしに行くと、次男は既に起きていた。 どうやら、目覚ましより早く起きてしまったようだ。 長男に声をかけると、かなり辛そうな様子だが、何とか起きてきた。 旦那も加わり、3人で朝食を食べている様子が妙に懐かしい風景に感じられる。 と、ここで2人の様子が微妙に違うのに気がついた。 いつもよりほんの少し緊張感とワクワク感を漂わせながら、にこやかにご飯を食べている次男に対して、 いつも通り、どこか具合の悪そうな顔色で、箸が進まない長男。 半分まで食べたところで、その場で横になってしまった どうやら頭痛が酷いらしい。 結局、電車の時間ギリギリまで様子をみたが治らず、欠席することとなった。 一方、前日からN君にメールで連絡をつけていた次男は、彼が迎えに来てすぐに二階から下りてきた。 「ちゃんとセーター着てきた?寒いよ」 そう言ってくれたN君も、何だかとても嬉しそう。 何も言わずにただ笑顔で肩を組んでにこやかに頷いた彼とともに、自分の足で歩いて出かけて行った 車で送って行くものと思っていた私は、ちょっと拍子抜けしたが、これが本来の姿と思い2人を見送った。 朝の家事をアレコレこなしているうちに、そろそろ次男が帰ってくるはずの時間。 ちょっと遅いなぁ~と思いながら、物を取りに二階へ上がって行くと・・・ 既に帰ってきて、自室でくつろぐ次男の姿 「あら、いつ帰ってきてたの?おかえりなさい、疲れた~?」 と聞くと、 「ちょっと前だよ。さすがに疲れた~」 と、ゲームをしながら答える次男 親に報告するよりも、ゲームのほうが大事かよ!などと突っ込みたくなるのを押さえて、様子を聞いてみる。 「みんなの反応は、すごかったよ」とちょっと嬉しそうであり、照れているような様子もあり。 こんな場合、長男だったら昼食を食べながら怒涛のごとく話してくれるのだが、次男の場合はちょっと違う。 昼食を食べながらがちょっと。 その後、小出しにちょっとずつその日あったことを話してくれたのである。 まとめると・・・ ・寒い中歩いて登校するのはちょっと疲れたけど、教室には一番乗りだったこと。 ・N君と話していると、次々と登校してくるクラスメイトが教室に入った途端、次男の姿を見つけて驚きの声をあげたこと。 ・女子が「きゃ~!」とか「おぉ~~!」とか大げさな反応をするのは予想していた通りだったけど、男子まで大げさな反応をするとは思ってなかったので驚いたこと。 ・特に、同じ部活仲間が、小躍りするくらいの反応をして喜んでくれたこと。 ・わずか1ヵ月半で数センチ背が伸びたので、何人かの身長を抜かしてしまって驚かれたこと。 ・保健室でちょっと休みながら身長を測ったら、171センチになっていたこと。 ・成績表は、1ばかりではなかったので、ちょっと安心したこと。 ・色んな人に打ち上げに誘われたけど、疲れたから断ってきたこと。 と、こんな具合である。 とにかく、本人にとっては一大決心のもとで出かけた学校だが、クラスメイトが一様に歓迎して迎え入れてくれたことが嬉しかったようだ。 その後、しばらく昼寝したあとに友達にメールで連絡を取り、短い時間ではあるが友達の家に遊びに出かけたのには、私もビックリした。 ただ、「母ちゃん、お願い。送っていってくれない?帰りも迎えに来てくれるとうれしいんだけど。」ということではあったけれどね。 ということで、冬休みに入っても相変わらずの生活が続いているが、時折本音も話すことがあったりして、ほんの少しだけど何かが変わってきたかな? 2月には修学旅行があることだし、それに向けて徐々に慣らしていくつもりなのかもしれない。 今回登校できなかった長男も、1月のスクーリングに向けての体調を整え体力作りをすることになるし、コース変更に伴って、山のようにあった欠席不良者用の課題はやらなくてすむことになったし、あとは新たに出た課題を2月末までにクリアしていくのみ! というわけで、亀の歩みで進み始めたそれぞれの冬休みなのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[次男のこと] カテゴリの最新記事
|
|