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カテゴリ:親の思い
とうとう梅雨に入り、憂鬱な日々を過ごしている人も多いと思う。
特に息子たちのように、起立性調節障害で自律神経が弱いとか、血圧が低いという人は、 辛い思いをしている場合も多いのではないだろうか? 特に、ODの子にとっての5月・6月は魔の季節と言っても過言ではないようだ。 我が家の息子たちは、というと・・・ 結局、まだ2日間しか登校できていない長男と、 前回の日記以後、全く学校に足が向かない次男 とはいえ、二人とも多少気力のあるときは、掃除や片付けなどの用事を見つけては、ちょっとだけ動いてみることが多くなった。 昨年度くらいまでは、朝から晩までゲームとPC三昧の日々だったが、最近では「何かほかの事」をしている時間が長くなった気がする。 特に、次男は学校へ行かなくなってから、本を良く読むようになった。 内容的には、ライトノベル(アニメやゲームの原作本)ではあるが、それまでじっくり活字を読むということをしていなかったのだから、数時間でも夢中して読んでいるということだけで、何と言う進歩だ!と思い、ちょっと感動さえしてしまう。 長男は、長い不登校生活の中で得た自分のリズムのようなものがあるらしく、 突然思い立ったように掃除を始めるとか、欲しいもの(洋服や電気機器や文具)を求めてあちこちさ迷い歩く(運転手は私~)とかいったことをする周期というのがあるようなのだ。 一見して酷く辛そうなときは、外食のときでも留守番してカップラーメンですませるくせに、 フラフラになりながら洋服を選びに行くこともあったりして、ワケが分からない時もある。 本人曰く 「じっとしててもだらけちゃうから、無理にでも体を動かして何かをする」だったり 「ずっと家にいるとストレスが溜まるから、とにかく外に出て気分転換したい」だったりするのだから、 自分なりに、体と気持ちに折り合いをつけながら過ごそうとはしているのかな?と思う。 一番酷い頃のことを考えると、そうやって自分なりに動くようになれたのは、とてもうれしいことだ。 なかなか思うように良くならないように見えても、ほんの少しずつでも前進しているんだなぁ~と思うだけで、思わず顔がほころんでしまう。 日々、小さな幸せを見つけて積み重ねていくうちに、そのうちもっと大きな幸せを味わうことができるんだろうなぁ~ 私の幸せのハードルは他の人と比べるととっても低いけど、低いからこそ少しずつ越えていけるし、確実に前に進んでいけるんだよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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