人生甘くはない・・・？ ～ Life is not sweet ～

　５月１０日　晴れ　（快晴）

　今月は進むのが早い気がするのは気のせい？
　早くも１０日で３分の１が過ぎてます。

　今日はＮＨＫマイルカップが行われます。このレースは僕が競馬を見始めた頃に条件変更によって新設されたレースで、その前身はダービートライアル「ＮＨＫ杯」でした。
　ちなみに、トライアル時代は距離２０００ｍのＧ２（グレード制導入時当初はＧ３？）、現在はその名の通りの１６００ｍの３歳馬のＧ１です。

　どうしてこういう話を今日に限ってするかというと、ちょっとＪＲＡに対して不満があるのです。５月から６月の東京開催では、５つのＧ１レースが行われるのですが、そこで開催される３つが１６００ｍのＧ１なのです。どう考えても来週の古馬（４歳以上）牝馬のヴィクトリアマイルは距離設定を間違ってると思うわけです。２０００ｍの牝馬限定戦の方が面白いと思うのですが・・・・。


　それはそれとして、ＮＨＫマイルカップは個人的に好きなレースの一つです。基本的に強い馬が勝つレースですね。
　歴代の勝ち馬で一番印象深いのは１９９８年のエルコンドルパサー。勝った翌年にはヨーロッパに長期遠征し、日本調教馬として凱旋門賞（ディープインパクトが４着から失格になったレース）歴代最先着の僅差の２着となった「世界で２番目に強い馬」、またはその時の勝ち馬が３歳馬だったことから「世界最強古馬」と呼ばれた馬です。

　そういう名馬がまた現れて欲しいものです。


　さて、では今日の予想です。最近の外すパターンがどうも１頭足りない、または明らかに間違えてる、なので、今日もそんな風になりそうです。今日は後者かも・・・・。

　今年の３歳馬は少なくとも力関係がかなりはっきりしています。２歳時の対戦経験はともかく、最近の対戦成績が逆転することは少ないです。そして、２歳戦線を引っ張ってきた組は世代上位の馬たちでした。

　と言う訳で、ここはブレイクランアウト本命！

　ここ数年の武豊騎手のＧ１～重賞での成績は以前に比べると格段に悪いですが、この馬とともに健在振りをアピールして欲しいところです。（正直不安材料がむしろ武豊、という感じです。）

　相手が難しいですが、どうやらアイアンルックは強そうです。ただ、ちょっと過剰評価のような気もしますね。2番手以降混戦、という感じです。

　基本的には人気サイドでの決着と見ていますが、穴ならこの２頭。
　３番ジョーカプチーノと９番マイネルエルフ。

　カプチーノは芝を使うまでの敗戦と道悪以外崩れてなく、エルフは阪神のマイルに比べれば東京のマイルは前に行って残しやすく、アーリントンカップでは一応アイアンルックにも先着、スプリングＳでもそれなりに踏ん張っていてここはある意味上位の存在。

　こんなところでしょう。

　結論

　◎　１６番　ブレイクランアウト

　○　１８番　フィフスペトル

　▲　４番　　サンカルロ
　△　６番　　アイアンルック
　△　３番　　ジョーカプチーノ
　△　９番　　マイネルエルフ


　結構どの陣営もチャンス有りと思って出走してる感じがするので厳しい流れになりそうです。

　結論まで長かったマイルカップ予想でした。