人生甘くはない・・・？ ～ Life is not sweet ～

　６月２２日　今頃振り出して雨・・・

　今日は今話題？の独占禁止法について。

　名前はよく知ってますがその中身に関しては詳しくは知りません。なので、簡単に調べました。

　「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」というのが正式名称。

　昭和２２年（１９４７年）より施行？

　これが構成。

第1章 総則
第2章 私的独占及び不当な取引制限
第3章 事業者団体
第3章の2 独占的状態　
第4章 株式の保有、役員の兼任、合併、分割及び事業の譲受け
第5章 不公正な取引方法
第6章 適用除外
第7章 差止請求及び損害賠償
第8章 公正取引委員会
第1節 設置、任務及び所掌事務並びに組織等
第2節 手続
第3節 雑則
第9章 訴訟
第10章 雑則
第11章 罰則
第12章 犯則事件の調査等
附則

　こういう風にははじめて見た気がします。

　大まかな目的は３つ？

・私的独占の禁止　　・不当な取引制限の禁止　　・不公正な取引方法の禁止
　規制の対象

　１　私的独占には２種類　→　排除方私的独占　支配型私的独占
　　　説明は省略・・・一言で言えば、対戦相手を減らしていくものと、門を狭めるもの・・・？

　２　不当な取引制限に該当する行為・・・「カルテル」「入札談合」

　３　事業者団体の規制について・・・事業者団体とは，「事業者としての共通の利益を増進することを主たる目的とする２以上の事業者の結合体又はその連合体」をいうとされる、らしい。
　（事業者団体の活動として，事業者団体による競争の実質的な制限，事業者の数の制限，会員事業者・組合員等の機能又は活動の不当な制限，事業者に不公正な取引方法をさせる行為等を禁止）

　４　合併や株式取得などの企業結合について
　ある程度自由に市場における価格，供給数量などを左右することができるようになる場合（競争を実質的に制限することとなる場合）には，当該企業結合を禁止

　一定の要件に該当する企業結合を行う場合，公正取引委員会に届出・報告を行うこと

　５　独占的状態の規制
　独占禁止法は，通常，カルテルや企業結合などの競争に影響を及ぼす行為を対象に規制

　独占的状態に関する規制は，競争の結果５０％超のシェアを持つ事業者等がいる等の市場において，
　市場への弊害が認められる場合には，
　競争を回復するための措置として
　当該事業者の営業の一部譲渡を命じる場合が
　ある。

　これぐらい区切らないと分かり辛いですね。

　６　不公正な取引方法に関する規制について
　不公正な取引方法
　
　「自由な競争が制限されるおそれがあること」
　「競争手段が公正とはいえないこと」
　「自由な競争の基盤を侵害するおそれがあること」

　という観点から公正な競争を阻害するおそれがある場合に禁止

　全ての業種に通用する「一般指定」

　この辺りが対象
　取引拒絶・排他条件付取引・拘束条件付取引・再販売価格維持行為・優越的地位の濫用・欺瞞的顧客誘引・不当廉売　など

　特定の事業者・業界を対象とする「特殊指定」

　大規模小売業者が行う不公正な取引方法・特定荷主が行う不公正な取引方法・新聞業
　この３つについて指定。

　あと、下請法に基づく規制・景品表示法に基づく規制・・・とかって書いてます。

　書いてても読んでても半分ぐらいよく分からないことを書いてますが、まあ、こういうことに該当したらば、それなりの処分や対応をしますよ。なのでしないで下さいね、ということを書いてるということのようです。

　滅多に無い真面目な話・・・でした。