人生甘くはない・・・？ ～ Life is not sweet ～

　１０月４日　晴れ

　今年は秋が来るのが早かったな～という感じで過ごし易さが増してきてますが、今週は秋競馬最初のＧ１　スプリンターズＳ　で競馬も本格的に秋競馬に。

　昨年は確かビービーガルダンを本命にしてスリープレスナイトを押さえに回して外したような気がします。（まあ、外してるのはいつもと同じなんですが・・・。）

　今年はグローバルスプリントチャンピオンを目指してオーストラリアから参戦してきたシーニックブラストをどう見るかがポイントでしょう。はっきり言ってしまえば、決してここを勝たなくてもいいという部分が難しくします。（100万ドルの為にはもう一つ勝たないといけませんが、香港でもいいので・・・という意味ですが。）

　例年通り激しい先行争いになりそうな反面、シーニックブラストはオーストラリア馬なので実績から言ってもかなり速い筈でもしかしたらすんなり隊列が決まる可能性もあります。ただ、過去に外国馬として勝ったサイレントウィットネスやテイクオーバーザターゲット程のレベルにはないような気がします。

　日本馬は上位人気の実力拮抗というところですが、下位人気も実力的にはそれ程差は無い感じです。馬場状態がちょっと微妙ですが、例年通り速い決着になるでしょう。最内だけが少し厳しいラインという感じで馬場もそんなに痛みは無い感じです。


　ビービーガルダンは順調で安定度からいっても大崩れは無い感じですが、今年は中心視されるだけに勝ち切りは厳しいのかもしれないという気がします。

　アルティマトゥーレはセントウルＳがベストのレースで今回同じレースが出来るか微妙。能力面でもこのクラスに入れば大きく抜けた存在ではないと考えています。

　グランプリエンゼルは３歳馬。素質は十分評価していますが、ここを勝ち切ることは無いでしょう。３歳と４歳以上の古馬の完成度の違いは大きいので、それでも勝つようなら諦めます。

　キンシャサノキセキは去年は良かったんですが・・・それでもまあ侮れないだけの力はあります。

　ローレルゲレイロは春秋王者を目指しますが、セントウルＳと違って自分より外から来る馬はいないので前半は良さそうです。ただ、このメンバーで抜け出せるかは疑問・・・という感じでしょうか？

　トレノジュビリーは持ち時計がメンバー中最速。ただ、それ自体はそれ程大きなセールスポイントとも思えません。唯、いい枠を引いていることの方が気になります。

　カノヤザクラはサマースプリント女王。セントウルＳの負けで評価を下げている感じですが、ちょっと下げ過ぎ。前走でもスムーズな流れだったらそれ程差は無いか勝ち負けぐらいの内容。枠順的にも今年はスムーズなレースが出来る筈で、少なくとも乗り手も昨日のワンダースピードと同じような負け方はさせない筈。

　あとは人気薄から少し・・・

　非常に４着のような気がするのがヤマニンエマイユ。前残りだったヴィクトリアマイルを後方から７着に来ているというのはある程度評価出来るので何となく気になる存在。

　プレミアムボックスの札幌での上がり３３秒台は驚異的でちょっと穴として狙いたくなりますが、同レベルの穴としてはサンダルフォンも・・・。小倉と中山のコースレイアウトが、直線の坂の有無以外は下ってくるコースという意味で同じなのであるいは好走？という気がします。

　最後にアポロドルチェ。大外枠を引いたことで力を出し切れる条件。なら３着圏内に及んでも不思議ない一頭。


　予想はシーニック他が作るハイペースと底力に屈する形で先行勢が崩れてやや波乱・・・という感じで。
　毎年アイビスサマーダッシュは高い評価を与えているので上位３頭はやはり侮れない・・・という予想です。

　◎　サンダルフォン
　○　ビービーガルダン
　▲　シーニックブラスト
　△　カノヤザクラ
　△　アルティマトゥーレ
　△　アポロドルチェ

　３連複で◎→○→△と◎→▲→△、当然◎○▲ということになりますが、いつも大体◎は来ないので厳しい気がします。しかし、外国馬を相手に日本を代表する血統といえばやはりバクシンオーなので、ならば本命！？です。

　スプリンターズＳ予想でした。