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人生甘くはない・・・?  ~ Life is not sweet ~

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2009.10.16
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カテゴリ:競馬
 10月16日

 (今回は敬称略で書きます。)

 今週から秋華賞・菊花賞・天皇賞秋とG1が3週続けてあります。(昔は8週連続から10週連続な時もありました。)

 そして、天皇賞のウオッカを筆頭に各レースに久々に有力馬(と言っても2~5番手評価かもしれませんが・・・)をそろえて臨む武豊。果たして秋のG1を何勝も出来るのか?

 そこで?近年重賞成績が一頃に比べ振るわない名手(盟主)武豊を少し振り返ってみようと思います。

 私が競馬をそこそこ見始めた頃は1995年なのですが、武豊の絶頂期というとやはり90年代~2002年前後です。今でも層の暑い関西ではリーディングをキープしていますが、今年のリーディングはこのペースで行くと関東の内田博幸ジョッキーになりそうです。

 どうして大きいレースで勝つ回数が減ったのか?今回はその辺を考えてみます。


 ・90年代の武豊のイメージ

 ・武が乗ると3馬身違う・・・と噂されたりされなかったり
 ・コース取りが抜群に上手い!
 ・ペース判断が的確 逃げ差し自在

 こんな感じだったと思います。少々強引なところもありましたね。追い込みが一番上手かった騎手だともいえます。


 ・最近の武豊のイメージ

 ・何となく追い負けしてる?
 ・下級条件では相変わらず強い!
 ・結果的に位置取りがまずいことが目立つ?

 ・・・・G1で大敗が続くと晩年の岡部のような感じになりつつあるような気がします。

 でも、TVで見る限り別にどこがどうって感じはしません。強いて言えばイメージでは差し追い込みに回りそうな時に押さえ切れない時があるんじゃ無いかな~というぐらいです。技術的にもむしろ向上してると思う時もあります。

 明らかに思うのは強引さが無くなったという点です。以前は結構狭い所へも入っていこうとしていたと思いますが、最近はそんなシーンは滅多に・・・と言うか見た覚えがないです。(ウオッカの安田記念は結果的に塞がったというものなので違います。)

 いくつかポイントを抑えて手短かにいきましょう。

 1 勝ち星は十分
 2 良くも悪くも無難なことが多い?
 3 重賞以上で大負けが増加?

 他にも見方を変えると色々あるような気がしますが、こういう点を踏まえて、なぜ勝てていたのか・・・・というところを考えます。


 環境の変化

 これは結論と言えば結論です。なのでその中身をやはり見ないといけません。

 ・近年2000年前後に比べて短気免許でやってくる外国人騎手は減っています。そういう意味では日本人騎手にとって少し有利になっていますね。

 ・出走の優先順位の問題
 ・・・これは各所で言われていることなのでいいと思いますが、出走出来るかどうかがわかる分、有力馬=>有力騎手に依頼が集中するらしいです。

 ・人馬ともに総合的なレベルアップ
 これは90年代以降スポーツ科学がそのままこっちにも流れてきているので互角の条件になってきたことを意味しますね。(短距離戦において古馬の方が有利な理由の一つ)

 ・コースの改修・馬場管理技術の向上

 これが恐らく武にとって一番の問題だったと思います。常に馬場が良い状態を保てるようになった反面、コース(ライン)取り、ペース判断の必要性が薄れたのではないかと思います。加えて現在のコースの大半が減速しづらい設計になっているので、昔のイメージでの馬群を捌くという必要性も薄れています。
 武はもともと追える騎手という方ではない・・・というか原則余力を残して勝てるように乗ることが多かったので、そういう意味でもコース取り、位置取り、ペース判断が最適だったと言えると思います。そうした過去の技術が通用しにくい状況が大レースでの大敗に繋がっているのでは?

 地方から中央入りしたトップ3に比べればやはり追い負けの感は否めませんが・・・。

 ・騎手環境の変化

 最後にやはりこれでしょうね。
 地方から中央入りしたトップジョッキーに、若手も次々と育ってきている中で、騎乗馬は分散していて、かつてのように「選べる」という状況ではないので、先々のことを考えての騎乗になる・・・の増加があるような気がします。

 今年一番思ったのは、ブレイクランアウトのNHKマイルカップでした。あれだけの好スタートを決めながら後方に下げたのは先を考えて、以外には無いでしょう。もしあのレース一戦だけなら恐らく勝ち負けに持っていけたのではないかと思います。でも出来たとしてもしないのはやはり中距離路線を歩ませたいだけの力があるからでしょう。

 ・・・色んな調教師曰く「短距離馬は簡単に作れる」らしいです。


 ・・・何か、何が言いたいのか分からなくなりましたが、勝っているのに勝てない訳というのは何にせよあるはずです。誰だって経験の無い状態は手探りです。ということは、その逆の可能性も常に意識しないといけない・・・ということです。

 つまり、昔とあまり変わってない条件であればマイナス材料は無いということです。得意不得意、無意識のクセなどは残ります。20年以上のキャリアが勝てなくしているということの解答ともいえますね。

 今日の結論。

 変わってないコースでは強い!
 ユタカマジックは京都でこそ!?

 JRA10場の中の東京・中山・京都・阪神の4場でもっとも変化していないのは京都コース。ついで阪神内回り、中山、東京です。ローカルでは小倉は得意かも・・・。

 なので、この秋京都で行われる4つのG1の内1つぐらいは勝つような気がします。あるいは2~3着が2回ぐらいは・・・。

 つまり、私の秋華賞の穴馬の一頭はミクロコスモスです。


 ユタカマジックを考える? でした。





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Last updated  2009.10.17 02:23:48
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