カテゴリ:馬・血統
11月16日 晴れのち曇り? 気圧は概ね1気圧
昨日のネクストのレース後コメントが出ました。状態次第ではこのまま在厩で調整していくみたいですね。 メンバーもそこまで楽ではなかった・・・ということで調教師もまだまだ期待してくれてます。こちらは3走で勝ち上がったこともさることながら、デビューから約1ヶ月で勝ち上がったことにも驚いています。 今後はあまり良い条件のレースが無いのでどこに向かうか分かりませんね。中一週は続けないと思うのですが、今一度東京D1600mもレース条件的には有りかもしれません・・・。 一息入れて年末の中山か中京のような気はするんですけどね。距離は基本的にはもう少しあった方が良いと思うので・・・(希望?) そんなドリームザネクストの父イーグルカフェ(1997年生まれ)について少し。 イーグルカフェ、不幸世代の一頭ですね。上の2世代(グラスワンダー・テイエムオペラオー)と一つ下の世代(マンハッタンカフェ)が強過ぎて弱いとされた世代のG1ホース。 イーグルカフェはアメリカで生まれた外国産馬。近親にダンスパートナーやダンスインザダークがいる良血馬でした。デビューは2歳の秋、東京(改修前)のダート1200mで3着。次もダートの1600mで2着。12月の中山の芝1600mで勝ち上がりました。 ・・・ここまでは私の記憶に無いですね。 イーグルカフェが記憶に登場するのは年が明けてからの京成杯です。その前年から京成杯の距離が1600mから2000mに変更されています。 なんとイーグルカフェ、ここから引退するまで全て重賞レースに出走しています。生涯で46戦なので43レース連続重賞出走というのもすごいですね。その内2戦が海外のレースです。 イーグルカフェが注目されたのは京成杯を9番人気で2着になってから後でしょう。東京の共同通信杯を勝って重賞初勝利。この辺りで追い込み馬として注目度が上がったと思います。なんと言っても当時のガルチ産駒の殆んどはとにかくダート・短距離のイメージでしたが、そのイメージを払拭している訳なので・・・。 かくして重賞馬になったものの、その後は僅かに3勝しか出来ませんでした。 1戦挟んで挑んだNHKマイルカップの5代目王者となってからが連敗の始まりです。3歳マイル王として強気?に古馬に挑んでいきますが、ことごとく跳ね返され、年を重ねながらもコンスタントに出走し20連敗、次の勝利まで2年2ヶ月待つことになりました。 でも・・・今から思えばこれだけ重賞に出走しているというのは結構すごいことです。距離・コース・馬場と色々試されながら本当に大敗と言う大敗は数えるぐらいしかありません。 そしてその年、最後の勝利となるジャパンカップダートは東京改修工事のため中山競馬場の1800mで争われ、伏兵として優勝。その後またも勝てないまま、2年後のジャパンカップダートを最後に引退しています。 種牡馬としては地味な存在ながらもまずまず恵まれていて、産駒も地方競馬中心?にそこそこ活躍中。中央でもぽつぽつ勝ち馬がいて、ネクストもその仲間入りを果たしてます。距離に関しても結構平気という馬が多い気がします。 ところで、昨日ちょっと血統のことを書きましたが、イーグルカフェの属するミスタープロスペクター系の祖であるネイティヴダンサーの3代父シックルはイギリスの名馬ハイペリオンの半兄だったりします。 46戦5勝の イーグルカフェ でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.16 21:05:25
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