カテゴリ:サイエンス
5月21日 晴れ
昨日インターネットにより衝撃的な事実が発覚。 巨大な生き物を見ていると、体長50cm程になるというヤツワクガビルだとか、その餌になることもあるという30cm程のシーボルトミミズを発見。(最大級?伸縮最大時?45cm) ウィキペディアに編集されてないので他で調べると・・・。 あ、ヒルは血を吸うものと、小さい生き物を食べるものがいるそうです。 そんなちょっとした化け物に捕食されるシーボルトミミズとはどんなミミズなのか? ・・・あれ、青い? ・・・「これって、カンタロウ?」 ヤイロチョウ(鳥・県の天然記念物?)の名前が出てきた時点で確信に。 シーボルトミミズとは、四国・高知県で一般にカンタロウと呼ばれる、環形動物門・貧毛綱・ナガミミズ目・フトミミズ科の一種・・・だそうです。 40cm級は見たこと無いですが、20cmちょっとぐらいのは山によく居ます。 西日本最大種であることは確かですが、世界の大きいミミズからするとまだまだ小さいです。 せっかくなのでミミズのその他情報。 ・生物濃縮力が強い! 土壌の有害物質が体内に溜まっても非常に強い耐性を見せるとか。その結果、鳥などが食べると死んでしまう程の毒ミミズになることもある・・・らしい。 ・防御液をまき散らす? 刺激を受けるとそれぞれの種類ごとに違う?防御液を結構な距離に飛ばすらしく、 案外危険有り。 ・再生能力 分裂繁殖型は千切れてもそれぞれが再生し一個体に。 より高度な産卵型になると残念ながら前半身の方だけ再生し、分裂増加はしない。 ・シーボルトミミズのこの辺が特徴 寿命は2年。 調査範囲では、全個体が一斉に誕生し一斉に死滅するらしい。 (産卵後成体は死んでいく・卵のまま越冬し翌春孵化) 四国では偶数年に成体が発見・九州熊本水俣では奇数年に発見されるらしい。 2010年なので、この辺に今は成体しかいないことになりますね。 なかなか特徴的な生き物です。 名前の由来はやっぱりあのシーボルトでした。 長崎に居る時に採取され、報告して、名前を付けたのかな? と言う訳でそろそろ終了。 新事実!カンタロウの本名はシーボルトミミズ・・・でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.22 09:35:59
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