カテゴリ:一口馬主2010
9月20日 久々に蒸し暑い
嬉しい1勝を飾ったスマイルミッキーと期待に反して惨敗したリンドブルム。 一応それぞれレース後コメントから、レースと今後について・・・。 ミッキーの方は特に何もなく、相手に恵まれたことはあったものの、レース内容の方もかなり好感の持てるもので、素直に良いレースだったと思います。 出遅れも無く、スタート後ハナを奪いに行ったあと少し行きたがった以外は、力を十分に発揮できています。再昇級後もこういうレースが出来れば相手次第で十分に好勝負でしょう。 このレース、余程馬の出来が良かったのか、自分のペースで走るとそれだけの競馬が出来るのか、上がり37秒6と、ミッキーとは思えない数字でした。これがマイナス24kg効果かもしれませんね。 このあとは一息入れる予定で、反動等なければ、恐らく10月末頃の復帰ではないかと・・・。 リンドブルムの方は課題ばかりと思っていましたが、ゲート入りの難は克服したっぽいし、計算上の時計はそれでも一応詰めてきているし、力を出せていないと思う中でもそれなりに前進しているように見えます。ただ、コーナーワーク等含めて、そもそも中山があってなかったかもしれませんね。 過去の課題以外に新たな課題も表れました。 一番の問題は、短距離路線を歩む場合、着外になるとレースに出られない状態が頻発するということなのですが・・・。 以下、レース前~レース後のレポートです。 ・15日 15日は美浦坂路で追い切りました。(55秒4-37秒5-25秒0-12秒9) 「引き続き定期的に調教の負荷をかけて良化を促しています。 今週の競馬を想定して今朝は併せ馬でしっかりと負荷をかけましたが、前半から少し引っ掛かったこともあって、最後は脚色が一杯になっていましたね。複数頭で併せるとどうしても気持ちが全面に出やすいので難しいところですが、ブランクがあるし、前走も単走で調整していてレースでの行きっぷりがひと息でしたからある程度は負荷をかけないといけません。少し動きに不満は残りますが、使いながら良くなっていくところもあるでしょう。 能力的にはこのクラスでも通用していいと思っていますし、どれだけやれるかですね。いちおう明日の状態と出馬状況をしっかりと確認したうえで最終的に判断します」(大久保洋師) 18日の中山競馬(3歳上500万下・ダ1200m)に吉田豊騎手で出走を予定しています。 ・16日 16日は軽めの調整を行いました。 「今回帰ってきてからは正直一回しか跨っていないので直接自分が感じたことをお伝えすることはできないのですが、担当者の話だと馬の状態は少しずつ上向いているようです。正直に言うと帰厩当初はいかにも乗り込み量が不足しているなという感じで、追い切った後に硬さが目立っていました。 しかし、しっかりとケアしながらトレーニングを重ねてきたので徐々に良くなってきています。ただ、昨日の追い切りは引っ掛かっていました。この馬は本当に乗り難しく、2頭での併せだとそうでもないのに3頭だと急に力んでしまったりしますし、そうでないときもあります。 コントロールが難しい馬なのですが、それでも上手く行けば未勝利のときのようにいい走りができる馬ですから、使いつつさらに状態を上げていきたいですね。一回跨ったのはゲートの確認を行ったときなのですが、そのときは大人しくこなしてくれました。久々で以前練習したことを忘れていなければ大丈夫なはずです」(吉田豊騎手) 18日の中山競馬(3歳上500万下・ダ1200m)に吉田豊騎手で出走いたします。 ・レース後 18日の中山競馬では後方の内々を回る形になり、差を詰めようとするもじりじりとしか伸びず9着まで。 「今日は外に出せず内を回る形になったのが堪えました。 まわりの馬を気にするところがあり、隣の馬が寄ってきたときから頭が高くなって窮屈な走りになっていましたからね。その分、ジリジリとしか伸びませんでした。外に出せればもっといい脚を使えていたと思います。 帰厩したてのときよりだいぶ良くなっていますし、このあとガクッと来なければ次はもっといい競馬をしてくれるはずです」(吉田豊騎手) 「今日は内に押し込まれる形になって持ち味を発揮できないまま終わってしまった感じですね。近くに馬がいると嫌がるようなところがあり、どんどんポジションが悪くなっていました。 ジョッキーには出来れば外に出すようにと伝えていたのですが、上手くいかなかった。3~4コーナーで思い切って出せればよかったのですが、あの形からではかなりのロスになってしまうかもしれませんし、仕方なかったのかもしれません。 正直に言うと、帰厩してから最初のうちはゴトゴトした歩様になりがちだったのですが、調教を重ねるごとに上向いてきましたので、レースを使いながら状態も内容も良くなってくるはずです。 ただし、優先権がないだけにしばらく使えなくなることも考えられますので、レース後の状況を見ながら判断していくことになるでしょう」(大久保洋師) 山元トレセンでは骨りゅうの治療に専念してもらいましたので速いところの乗り込み量が少し不足した状態で帰厩したのは否めませんでしたが、調教の本数を重ねていくごとに徐々に状態は上向いていました。課題のゲートは問題ありませんでしたが、レースでは相変わらず気難しい面を見せてしまい能力をフルに出し切ることができなかった印象を受けます。 500万下クラスの短距離戦は特に混雑することが予想されるため、優先出走権を持っていないと次走の予定を立てにくい状況です。レース後の馬の状態と出馬状況の流れを見ながら、今後どうしていくかを判断していくことになります。 *キャロットクラブより転載許可を得ています* というように元から結構弱気なコメントで始まった復帰戦でした。 そして、包まれる形が良くないという新たな課題。 未勝利の時には出遅れたこともあって、確かに包まれずに運んで外に出せる展開でしたね。 出来ればダート短距離に拘らずに育ててもらいたいというのが本音ですが、現状の気性・性格の事からするとどっちが良いとは言えませんね。 一応続戦希望で、改めて東京での走りを観てみたいと思います。 状態が本物でない中走った反動が出ないかも心配ではありますが・・・。 レース後は休養プラン? リンドブルム&スマイルミッキーレース回顧?・・・でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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