人生甘くはない・・・？ ～ Life is not sweet ～

　　１２月２６日　晴れ

　昨日はディープインパクト産駒が初重賞制覇。
　色々と数字でサンデー以上というものもありますが、当時とは新馬戦の数などレース体系が違うので単純にサンデー級とは言えませんね。

　しかし、いよいよサンデーの後継として一つのスタートラインに立ったということに違いはないでしょう。


　さて有馬記念ですが、本命は決まっています。（あと長いです。）

　　　女王　ブエナビスタ

　問題は２番手以降ですが、一応人気順に見ていきます。
　（昨日段階を見てなので変動はあるかもしれません）

　１５番人気　ジャミール

　父はステイゴールドで母父はサドラーズウェルズ。
　血統的には好みなものの、ここはこれまでのパフォーマンスから勝つ程の水準にはないでしょう。
　ただし、ステイゴールドの中山巧者っぷりから３着争いに食い込んでくる可能性は、一応あり得る・・・という評価。

　軸候補からは外します。


　１４番人気　トゥザグローリー

　父キングカメハメハ・母トゥザヴィクトリーという良血の１頭。

　しかし、これまでの対戦成績から３歳馬の中でも中位。ローテーションにも不満が残りこの人気も致し方ないところ。

　過去の折り合いの難しさから外目の枠になったこともややマイナス。
　ただし、積極的に先行したい馬はいないので或いは逃げて展開に影響を与える可能性は少し感じる１頭。（母も先行して粘って３着だった。）

　３歳馬の中でも弱点が多く基本的には馬券の対象外。人気も妥当かな？


　１３番人気　ネヴァブション

　父はマーベラスサンデー、母はミルリーフの娘という、現在ではちょっと珍しい血統。

　中山で重賞３勝という実績に加えて、今年の安定感からすると人気としてはちょっと低いかも・・・。枠順も２番といいところを引いていて、距離やレース条件等に不安がないという点は一つの強み。

　特に（不向きと思える）天皇賞秋での５着には少し驚いたので、その辺りも評価。
　なによりここ数年の中で最も順調に使えている・・・という意味でも馬券の対象としては残したい。


　１２番人気　フォゲッタブル

　ルーラーシップの半兄。
　年齢とともに気性や血統的な中山不向きが出てきたのか？・・・と思うぐらい最近は伸びてこない。

　枠順と昨年離れた４着だったところをどう見るかに掛かってくるものの、内枠勢の中では最も低評価できる。

　ここは馬券に対象となった場合、諦めるべき１頭でしょう。


　１１番人気　メイショウベルーガ

　父はフレンチデピュティ、母の父はサドラーズ、そして密かに超良血だったりもするが、ここは流石にローテーション的に割引きたい。

　ただ、基本的には（トゥザグローリーにも言えるものの）使っているうちはやはりそれなりの状態にあるはずなので、前が崩れる展開になるようなら、これまでの実績から侮れないものはある。

　単純な瞬発力勝負では不利で展開の助けが必要・・・という感じです。


　１０番人気　レッドディザイア

　父はマンハッタンカフェ。
　能力だけで言えば上位のはずも、秋が海外遠征だけなので評価が難しい。
　ただ、絶頂期のディザイアなら今年の秋の２戦いずれかは勝てていておかしくないので、それが叶わなかったという事は本来の出来ではないかも・・・と疑ってしまう。

　親子制覇もさることながら、一度はブエナビスタを振り切ったその実績もここでは上位のもの。

　マイナスに評価する材料は外枠だけ。
　国内で１戦使っていれば人気はもっと違っていてもおかしくない。


　９番人気　ダノンシャンティ

　フジキセキの代表産駒になり得る器も故障明け。
　使ってくる以上仕上がっているはずも、やはり実際に走ってみないと分からない・・・。

　皐月賞をけってＮＨＫマイルに向かった、という意味でも中山に向いているとは思えないが、まとめて負かすなら・・・という魅力はある。
（他のコースはともかく、中山の得手不得手の陣営の判断は大体正しいことが多い・・・。）


　８番人気　オウケンブルースリ

　現在のところジャングルポケットの最高傑作。血統表は地味ながら実は良血。

　前走ジャパンカップはイメージ以上に好走。
　中山は初も末脚のイメージからはむしろプラス。

　ＪＣ２着以下との逆転は十分可能で８番人気は少し低い？


　７番人気　トーセンジョーダン

　同じくジャングルポケット産駒。母はカンパニーの母の全妹。
　３連勝中でこの２戦に対しては特にある程度評価は必要。

　一定の評価は出来るものの勝てる・・・とまでは思えない？

　しかし、一応２番手以下の一角崩しは出来ておかしくない存在。


　６番人気　ルーラーシップ

　日本の超良血を間に合わせた・・・という風にも思える出走。
　勝つ時の勝ち方がＧ１級で先行出来るのも強み。

　ブエナはともかく、ダービー組とは展開次第で逆転可能。


　５番人気　エイシンフラッシュ

　今年は世界的に走ったキングズベストの日本における傑作。

　状態があったとはいえ前走は頂けない。
　ヴィクトワールとは３戦１勝で分も悪く、あくまで３番手候補の１頭まで・・・です。


　４番人気　ドリームジャーニー

　ステイゴールドの現時点での最高傑作。
　昨年はグランプリ２勝で素晴らしい実績だったが、今年はまともに走れていない。

　昨年の走りが出来ればここは上位。


　３番人気　ペルーサ

　ゼンノロブロイの素質馬。
　出遅れ壁が無ければ恐らく２番人気。

　出遅れなければ・・・と思う反面、もしかしてトップクラスに入ってはああいうスタートなのでは？・・・とも思う。

　いずれにしても、最高のパフォーマンスでなければブエナに勝つのは難しい。


　２番人気　ヴィクトワールピサ

　ネオユニヴァースのクラシックホース。

　国内では３着を外していないし通常なら３着を外すとは思わない。
　しかし、海外遠征を挟んでいるというところから絶対的に信頼は出来ないように思う。

　人気としてはその辺りを考えない以上妥当な人気。


　１番人気　　ブエナビスタ

　スペシャルウィークの最高傑作。

　過去の対戦成績から３馬身以上の不利がない限り負けることは考えられない。

　枠順は真ん中辺りを引きマイナスはなく、ローテーションに不安もない。


　他馬に比べて負ける要素が少ないことはどう考えても明らかで、中心に違いない。



　という訳で・・・自分に言い聞かせる感じですが、ブエナビスタのジャパンカップの内容はまるで力が違うので、負かせる相手がいるとすればやはりＪＣ組以外になりそうです。


　本命　ブエナビスタ

　相手　オウケンブルースリ
　　　　ペルーサ

　以下　ネヴァブション・ヴィクトワールピサ・トーセンジョーダン


　ここを当てて締めくくりたいところですがどうなるか？
　
　有馬記念予想でした。

　おまけというか流れで・・・