人生甘くはない・・・？ ～ Life is not sweet ～

　２２日、引き続きです。

　オルフェーヴルの３冠の可能性は高いと思いますが、
予想はそれでもオルフェーヴルを負かし得る・・・というものです。

　そうですね。

　強い馬でも好き嫌いや、その強さがどうしてもわからない馬というのがいます。

　その辺り、個人の相性なのかな～・・・と思うのですが、
オルフェーヴルはブエナビスタのような絶対的な信頼感、絶対的な強さを
感じさせないまま２冠を達成しています。

　勿論ダービー一つ、
神戸新聞杯一つを取って見れば、
強い競馬であることはすぐ分かります。

しかし、まだ対抗出来る、
そういう感じをどうしても受けてしまうんですよね。

　いわゆる上がりの競馬中心で、
ここまで負かした相手も圧倒的に強い訳でもなく、
あくまで世代の上位という印象です。


　前走折り合いにもスタートにも進境を見せたオルフェーヴル。
スローの方が掛かり易いという反面、緩急が付く流れの方がかえって
折り合いに気を使う気がします。

　つまり、
３歳馬が１頭も天皇賞に登録していないのは、
春の震災で満足に使えなかったのもあるにしても、
充分オルフェーヴルに通用すると他陣営も考えてのことだとして、
長距離戦での何らかの勝算があるのだろうと思います。

　折り合いと、包まれることを嫌えば、
或いはコーナー近くまで置かれるか、それを警戒して
これまで程の切れる末脚を使えない可能性があるかもしれません。


　長距離は折り合いというのも
丁度今年の春の天皇賞で久々に示された気がします。



　今回オルフェーヴルは勝って当然の存在なので、
あえて長距離適性を重視した予想です。


　◎　ショウナンマイティ
　レースぶりには全く折り合い不安なく、血統も一応長距離向き

　〇　オルフェーヴル
　何らかの不利があったとしても、極端に距離が不味かった時を除いて
連対圏、更には馬券対象外になるのは考えづらい

　◆　ウインバリアシオン
　ファミリーナンバーで見ると余り長距離が得意ではない感じ。
世代レベルの一戦でそれなりに期待も、逆転か３着以下か？

　△　フレールジャック
　前走それなりに折り合えた。
センス高く、レースぶりに更に進境あればバリアシオンとは充分逆転可能？

　△　サダムパテック
　セントライト記念は外枠からそれでも３着。
やはり世代上位の能力はある感じ。問題はダービーが距離だったか馬場だったか？

　△　ハーバーコマンド
　距離さえ問題無ければその他に比べて面白い。

　もう１頭挙げればベルシャザールで、
前走もちょっと折り合いを欠いていて最後伸びなかった分は仕方ない感じ。
馬群で折り合えばダービーぐらいは十分やれそう。
（差し替えるならバリアシオン）


　こんな感じの予想にしています。

　まあ楽しむ予想という感じで、余り当たる気はしません。


　菊花賞前日予想でした。
（動画でも最近よく予想してますが、内容結果ともどうかな～・・・です。）