人生甘くはない・・・？ ～ Life is not sweet ～

　３月３日　　全体に曇り

　オーシャンＳはともかく、
チューリップ賞でかなりの波乱が起こりましたね。

　２歳女王ジョワドヴィーヴルが割と差のある３着に敗れるという内容。

　これは正直微妙です。

　要するに、
昨年の秋の競馬に対して個人的にはかなり不信や不安があったものが、
実際にどうもレベルかレース内容に限定的な強さだった可能性を示していると。

　ジョワドヴィーヴルの走りが
他と少し違って一流馬の走り、雰囲気にあることは確かだと思いますが、
今冬厳冬だったからの２歳戦の流れだったのか、
阪神外回りで内目の枠のハンデを跳ね返すことが出来ないぐらいの実力なのか？

・・・その辺りが桜花賞、オークスへ向けてのポイントになりそうです。


　いずれにしても、ちょっと負けた相手がよくないので、
その辺り、他が動ける時期になってくるとやはり小柄なディープ産駒、
全体に総合力で弱点が露呈してくる感じです。

　どうしても他の成長が追いついてきたり、仕上げが整ってくると、
最初（素質～育成）のアドバンテージだけではどうにも出来なくなる傾向ですね。


　敗因は見つけられますが、
このメンバーでこういう負け方はしてほしくなかったですね。

　明日の弥生賞もどこか微妙な部分があるかもしれません。

　その中で私の穴っぽい所の注目馬は・・・

　コスモオオゾラ　　ブリスアウト　ソルレヴァンテ

　の３頭です。


　オオゾラは血統的にも
冬の馬場を雨とともに引きずっている感じの
今の中山が如何にも合いそうと、その実績から。

　ブリスアウトはその良血ぶりに魅力があるのと、
社台は実はタキオンの後継らしい後継をまだ作っていないので
全体に今年はタキオン対ディープインパクトの構図も有りそうです。
（祖母クイーンモードがＧ１馬）

　ソルレヴァンテは色々厳しいのかもしれませんが、
この母の産駒、非常にコンスタントでかつ能力を感じさせながらも結局大成しないので、
そういう意味でこういう条件に使えてきた点で評価してみたい１頭ですね。


　アダムスピークも負けても３着を外すことは無いと思います。

　それ以外に普通にもう１頭の無敗馬や連勝馬も侮れないと思いますが、
弥生賞が多頭数という時点で絶対的な存在はいないと見た方がいいのかもしれません。


　ジョワドヴィーヴル敗れる！・・・でした。