人生甘くはない・・・？ ～ Life is not sweet ～

　１０月８日　　晴れ～やや薄曇り

　ちょっとどんどん先延ばしになっていたテスト撮影、
今日高知競馬に行って試してきました。

　今日行った理由は・・・勿論どんどん遅くなるというのもありますが、
ちょっとメンバーを見ていると見たことのある名前がチラホラ・・・。

　３歳の元一口馬達が
移籍初戦を迎えるレースが３～４鞍あり、これはいい機会、と思ってです。


　出来ればリンドブルムやサマーベニングも
こういう機会を得る程度に引退してほしかったですね・・・。


　今日見たのは元キャロットのヴィルトゥオーサ、
元セゾンのドリームポルカ、サマーヴィクトリアです。
５歳ですがサックアクロアも移籍初戦でしたね。

　まあ南部杯はナムラタイタン落馬で
スタート直後に馬券が終わっていてちょっとショックでしたけど・・・。

　＊映像＊
　


　で、まあそうしてテスト撮影も兼ねて４レースぐらい見た訳ですが、
確かに、最初から分かってはいましたが、帰ってテレビに繋いで見ると、
やはり背景の歪みがハッキリ確認出来ました。

　型落ちで買ったHDC-TM650なので
怒るという事は無いですが、もし発売当初の価格でだったら
僕は多分こんこんとパナソニックに文句を言うでしょうね。

　これは現在発売中の全てのビデオカメラで恐らく起こる現象です。

　でも、この件に関してはよく考えてほしいんですが、
本体の液晶など小さい画面では確かにそこまで目立ちません。
（まあこの数カ月店頭の全てのカメラをチェックしてああ・・・と思ってる訳ですが）

しかし、世の中基本的に大画面テレビの販売が中心になってますよね。
これはものすごく目立つ筈なんですけど、誰も文句を言わないんでしょうか？


　上手く撮影すればそんなに気になる程ではありませんよ、
という意見も当然あると思いますが、そうそう上手く撮影出来ないのが実情で？
そもそもこういう競馬みたいなスピード感のあるものが
元々不向き・・・だなんていうのは果たしてどうなのか？
（三脚も遂に初めて使ってみたものの、これが意外に上手くいかなくて驚き・・・。）


　以前にも書きましたが、
像が歪むというのは基本的なことが出来ていない、大いなる欠陥です。
レンズによるわずかな？歪みはやむを得ないことですが、
こんな撮像素子が原因の歪みは明らかにおかしい筈です。

　cmosを使う必要性があるのも分かりますが、
この根本的な欠点は今すぐにでも解決すべき問題だと思います。

　高額商品でこういう事は、
僕は実際には技術者ではないのでその難しさは当然分からないんですが、
仮にその立場なら自分が関わってそんなもの、ハッキリ言って許せないと思うんですが、
実際の開発者たちはどう思っているんでしょうね？


　ところが、この問題一応逃げ道があります。

　フルハイビジョンを得る可能性がかなり低くなりますが、
デジタルカメラはまだＣＣＤ系のものが豊富にあるので、
その中でズームに優れたもの、ビデオカメラに動画性能が近いもの、
そういうものを選択することが、このローリングシャッター現象、
俗にコンニャク現象と呼ばれているそうですが、それから逃れる一つの術になります。

　あと、画質に関係するという
センサーサイズそのものもビデオカメラよりコンパクトですら大きいことが殆どです。
（それがデジカメの動画性能にどれだけかは分からないんですけど・・・。）


　正直、今色々なものがある意味でそうなんですが、
昔出来ていたこと、昔普通だったことが出来なくなっている、
それを上回る性能だ・・・という見方がある一方、
過去に出来たことが出来た上で重ねることが性能だ
・・・という見方もあろうかと思います。


　昔のビデオの貸し借りのようにＤＶＤは上手くいかない、
いやまあ先日母親がその問題に直面しただけなんですが、
そういうかこの感覚をすべて捨て去れという製品作りは、
どう考えてもお客様本意ではないですよね？


　今の製品にはどうもその、理念が無いと感じてしまう訳です。

だから毎年とか半年に１回ぐらい次々新製品を導入するんじゃないですか？

数年間販売できる、製造できる、数年後の製品にも引けを取らない、
そういう商品を開発してほしいしそうすべきと思います。


　映像の歪みが許せない！・・・でした。