カテゴリ:アニメ
9月20日
今日は勢いに任せてもう一本。・・・眠たくもないですしね。 先程の記事では主にリメイクの6~7章の20話、23話について、 こうした方が面白い、ヤマトっぽいという観点で書きました。 TV放送のみほぼ1回しか見ていないので気になった点だけ・・・ですが、 思い返して、或いは見た時から、その流れ、設定はどうかと思うと感じた部分を 今度は書いていこうかと思います。 最初のプロモーションの時点であったのは 取り敢えずキャラクターが軽いな・・・でしたが、 これが24話では特に悪影響があった気がします。 あの重要な局面であれは無い・・・ということになるのも元々軽いからでしょう。 取り敢えず減点1。 2199、正直前半は特に気にならず面白かったと思います。 まだこの後どう展開するのかも殆んど分かって無かったですしね。 今作、何かの都合で?放射能汚染ではないという点がまずちょっと・・・ですね。 因みに本当は放射能というものは存在しないそうで、そういう意味では正解。 放射能というのは放射線を放出する能力やその物質(原子)を言う?そうです。 まあその辺は・・・です。 印象的な部分で気になったのは遊星爆弾により大地が撒き上がるシーンで、 そこは何故か旧作の方が迫力があります。これはちょっとした不思議、ですね。 今回冒頭の艦隊戦が陽動ということになっています。 その設定は果たしてどうだったかな?・・・と。 無意味ということはないですが、話をややこしくしたかな?・・・と思います。 あと、本来の乗組員が攻撃で死亡するシーンがありますが、ここは・・・? そんなもんと言えばそんなもんだと思いますが、遊星爆弾の攻撃を受けてのものからすれば ちょっと浅かったり薄かったり?・・・まあってことですが、別に全滅?させなくても。 緊急なんだから避難より乗り込んだ方が、或いはそういう先走るものがいたら 危機的な演出がもっと出来たんじゃないかと。 ~~この調子じゃまた長くなりそうですが、 前半で一番引っ掛かったのは地球側の先制攻撃という部分。 ガミラスの情け容赦ない攻撃の理由として・・・なんだと思いますが、 突然の外宇宙からの艦隊に対して唐突に攻撃というのは正直有り得ない、 ・・・と考えてしまうというか考えるのが普通だと思います。 ここは前半で一番書き変えたいですね。 旧作でも別に攻撃の理由は出されていて、 何もいきなり攻撃してきた訳ではないと取れなくもない言い回しになっています。 *絶滅か奴隷か・・・というナレーション。 よって奴隷という一方的交渉・要求を当然に蹴った結果の戦争になったと。 で、今作をより良く見せるには・・・という観点で言えば、 例えば20世紀後半以来停滞していた宇宙開発が22世紀初頭に再燃し、 瞬く間に太陽系の開発が進み、それから数十年、火星を中心とする開拓民・企業と 地球国家間で宇宙資源の分配・配分を巡る紛争が激化、その為に双方が宇宙艦隊を 有することとなり、その為各地に両陣営の自動攻撃衛星が展開されることとなり、 そこへ突如ガミラス艦隊が侵攻してきた・・・とした方が、人間意思で 攻撃したことから先制攻撃、よりはまだ仕方ない、想定外だったという話が出来ます。 すると圧倒的な力があったガミラスが 地球一つに何年も掛かっていることもそこそこ説得出来るようになり・・・せんか? (そうそう補給も貰えない。) 陽動に関してもっといい理由を付ければ、 今作はとっくの昔に設計図をもらっているので、 むしろ地球上ではもう大規模工場が失われ火星やら月辺りでしかエンジンを製造出来ず、 その完成したエンジンの輸送を悟られない為・・・とでもした方が、 今作の結末の方を見るとしっくりくる気がします。 まあこういう ややこしいことを考えるぐらいなら本当は攻撃された・・・でいいんですよ。 現代の科学であり得ない・・・も、フィクションに対して、 それに現代の科学の前提が実は間違っていた・・・なんて言うことも 数百年に1度ぐらいでよく起こっているので、考え過ぎはどうかと・・・です。 そういう意味では一番最初に手を付けるかどうか考えるべきは マゼラン雲に拘るかどうかという距離の問題です。 あと、前半の内に結局明かされなかったガミラスの攻撃理由、 これは出しておかないとハッキリ言ってストーリーに支障をきたすので、 これだけはハッキリと今作最大の失敗だったと思います。 (出してても2199に関しては問題ですが・・・。) これは繰り返しになりますが、 移住/存亡という最大理由を捨てるとヤマトは正直成り立ちません。 太陽系艦隊を壊滅させることが出来るようになった時点でイスカンダルへ 行く必要性が非常に乏しくなります。 だから星系資源の枯渇でも(真意はともかく)何でもいいので、地球や 太陽系侵攻に拘る描写が無いとその後の緊張感が演出しにくくなる、又はなったと思います。 重要なことは書いた気がするのでこの辺で終わりにしますが、 TVから音楽が聞けてそれだけで基本的には嬉しい視聴者が大勢いたんじゃないでしょうか? あと付け足したいと言えば、 キャラクターデザイン、一人でやらないとダメなのか?・・・と。 複数で出しあった中から採用した方が、 作品世界の住人の存在感やリアリティが増すと思うのですが・・・。 そういえば、海上自衛隊準拠というのも微妙な気もしました。 運用的には空軍、航空自衛隊の方が将来的なノウハウで現実味がありそうだったので。 ・・・まあヤマトは広い意味では紛れもなく空母ですけど。 それと本当に最後、 美術的、技術的な1カット、ワンシーンの情報量は確実に増えていると思いますが、 雰囲気を伝える、状況を伝える情報量は案外それに反して 話数が進むにつれ少なくなって行っていたかもしれません。 セリフの無い1カットでも増やせばその一瞬に状況の情報が詰められるので、 場合によってはセリフを変えたり削ったり、ということが出来たかもしれないな、と思います。 あとは以前書いた通りカメラワークが足りません(笑)。 ヤマトリメイク 一から見直すとエライことになる・・・でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.20 23:54:02
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