カテゴリ:競馬
2月23日 曇り
ひっそりと騎手に制裁が課されているケースが多い2013年からの審議ルール、 ブエナビスタ降着の時に僕はあれはおかしいという立場でしたが、 別に着順をそこまで尊重するべきということは言っていなかったと思います。 (今見てもあの降着は武の技有りなので、 降着になったとすれば騎手の考えが甘かったという感じです。) この前もハープスター5着の京都記念、あれは降着にすべき内容でしたが、 ああいうのを騎手だけのせいにすると結局調教での矯正が甘くなると思うんですよね。 (トウシンモンステラの着順が上がったかは微妙ですが 最後のハープスターの失速と3Fから見ればもしかしていてもおかしくも無いです。) あと、一昨日のダイヤモンドSはどちかというと気の毒ですが、 でも審議になったということを伝える意味でランプはやっぱり点けた方がいいでしょう。 (コーナーでタイセイドリームが既に失速気味で詰まるのを避けての斜行に見えました。) 去年の菊花賞の4着タガノグランパとか、 これはこの日見ていても絶対降着と思いましたしね。 ただ、こういう斜行が起こるもう一つの理由がルールの軟化だけでなく 様々に重なる微妙なルール変更の積み重ねにあるような気がしなくもないです。 鞭の使用回数の制限や打っていい場所の規制が 姿勢制御に悪影響を与えているのではないかという疑念が最近浮かんできました。 *----------------------- 以下の競走ルールの変更を2011年1月から適用するとJRAが発表した。 1.後検量での失格要件の変更について 前検量と後検量の差が、1kgを超えて増加した場合については、不利な条件で示した競走成績は尊重されるべきとの観点から、これを失格事由から除きます(1kgを超えて減少した場合は従来どおり失格となります)。 2.騎手が着用する保護ベストについて (1)騎手がレース中に使用できる保護ベストを本会指定のデサント製保護ベストとし ただし、国際協約に記載された基準に適合した保護ベストは使用可能。 (2)保護ベストのアローワンスを国際基準の1kg(現行0.5kg)に変更したうえで、 (3)通年の着用(夏季の着用任意期間の廃止)とします。 注)(1)については2011年3月から運用開始。 3.『鞭の使用に関するガイドライン』の取扱いについて 安全な競馬及び馬の福祉の観点から、国際協約のガイドライン(2010年制定)に沿って鞭の不適切な使用を規制します。 【鞭の使用に関するガイドライン】 禁止される鞭の使用方法は以下のとおり。 a.馬が怪我をするほど(過度に強く)鞭を使用すること。 b.肩より上方に腕を上げて鞭を振り下ろすこと。 c.反応(脚勢)のない馬に対し、必要以上に鞭を使用すること。 d.明らかに着順の大勢が決した後に、必要以上に鞭を使用すること。 e.入線後に鞭を使用すること。 f.ひばら(脇腹)へ鞭を使用すること。 g.鞭を過度に頻発して使用すること。 h.頭部若しくはその付近に対して鞭を使用すること。 i.原則として鞍より前方に逆鞭で鞭を使用すること。 ------------------------------------- あと同様に随分前から禁止になっている拍車とか・・・。 地方馬は仕上げているといっても中央ほどでは無いし 走りたくなくなっている馬も多いので競争意欲的に他馬に向かっていくということよりは バテ気味でよれたりする以外は割りとまっすぐ走っていると思いますが、 中央の馬はまず意欲があってかなりの興奮状態なので通常の刺激に反応しない時や 手綱だけでは御し切れないこともあるのではないか?・・・という感じですよね。 馬の邪魔をしない方が力は出し切れそうですしね。 まあ全部気がする程度で最近の審議状況に関してどうなんだろう?という話なんですが、 犬の散歩のイメージからすると手綱はあとからの矯正(強制)でそこから想像すると 鞭などその他は事前の強い制御力があるような気がするんですけどね。 オルフェーヴルは見せ鞭でかなり内へ行くのを防いでいるシーンが多かったので 大半はこれなんだと思いますが、騎手だけが知っている部分なのかもしれません。 ・・・チーム力の結果に対する罰則=降着じゃないの?・・・でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.02.24 00:24:17
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