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カメライフ。
すべてのものが慌しく過ぎ去ってゆくこの現代。 何もかもが。 そして、人間の一番大切なものである、 心さえもが、置き去りにされてしまう、 そんな現代社会だからこそ、 周りのスピードに自分を無理やり合わせるのではなく、 自分自身のスピードで、 あなた本来のスピードで、 花を見つめ、風を香り、日差しを仰ぎ、 魂のスピードで、生きて行こうではないか。 だれにも急かされることなく。 ゆっくりと、ひとつひとつふみしめながら・・・・ カメライフとは、こんな感じの意味ではありません。 ただ、電気グルーヴの曲でこんなのあったなぁ。と思ったので付けてみました。 少し前に流行った「スローフード」という言葉にせよ、 なんか、現代人はいま自分たちが生きているこの社会を、 ものすごい病窟、田中真紀子が言うところの「伏魔殿」としてしか見てないのだろうか。 現代に生きていること、それ自体が病気なのだろうか。 現代に遅れずについていけること。それは病気なのだろうか。 なんか、自分の本来の生活のスピードを見直そう! なんて運動がいろいろあるけれども、本来のスピードとは一体なんなのか。 原始時代?平安時代?明治時代? どれが本来のスピードなのか。 私が思うところ、少し極端な話になってしまいそうだが、 人間なんて、機械を発明して自分の奴隷として使えるようになってからは、 破滅への道をまっしぐらに突き進むしか、選択の余地はないと思っている。 その破滅への道のりの始まりが、機械の従属か、道具の発明、火の使用、二足歩行、 どの段階からスタートしたのかはよく分からないが、 より便利なものへの志向というのは、人間が本能的に持っているものであり、 人間なんて所詮、『便利・快適』この2つを追い求めて、死んでいくものなんじゃないのかな。 イカロスのように。 じゃあ、ここでちょっと足を止めてみましょう。 立ち止まって、わが道を振り返ってみましょう。 もうすこし、ゆっくり歩いてみましょう。 なんて言ったって、多少の努力では人間は振り返ろうとしない。 愛・地球博では、自然と人間との共存をテーマにしているみたいだが、 開催自体地球にとっては悪であるだろうし(開催決定のときに散々言われていた)、 地球に優しい技術を見せるために、地球を傷つけるといった、 諸刃の剣的な側面を持っている。 一度動き出した歯車は、もう止まることはない。 だからといって、私たちは傍観者で終わってはいけない。 私たちは、地球が破滅に向かうスピードをおそくすることができる。 リサイクルでも良い。ゴミ拾いでも良い。 少しでも地球のために力になれることがあるのなら、 全力ですべきである。 それが地球に生れ落ちた、私たちの宿命なのではないだろうか。 ワタシは地球の未来には絶望しているが、 人間の未来には絶望はしていない。 大風呂敷を広げすぎたが、今日は、そんな話。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月24日 01時41分41秒
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