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2005年03月23日
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カテゴリ:その他
カメライフ。



すべてのものが慌しく過ぎ去ってゆくこの現代。
何もかもが。
そして、人間の一番大切なものである、
心さえもが、置き去りにされてしまう、
そんな現代社会だからこそ、
周りのスピードに自分を無理やり合わせるのではなく、
自分自身のスピードで、
あなた本来のスピードで、
花を見つめ、風を香り、日差しを仰ぎ、
魂のスピードで、生きて行こうではないか。

だれにも急かされることなく。
ゆっくりと、ひとつひとつふみしめながら・・・・



カメライフとは、こんな感じの意味ではありません。
ただ、電気グルーヴの曲でこんなのあったなぁ。と思ったので付けてみました。


少し前に流行った「スローフード」という言葉にせよ、
なんか、現代人はいま自分たちが生きているこの社会を、
ものすごい病窟、田中真紀子が言うところの「伏魔殿」としてしか見てないのだろうか。

現代に生きていること、それ自体が病気なのだろうか。
現代に遅れずについていけること。それは病気なのだろうか。

なんか、自分の本来の生活のスピードを見直そう!
なんて運動がいろいろあるけれども、本来のスピードとは一体なんなのか。
原始時代?平安時代?明治時代?
どれが本来のスピードなのか。


私が思うところ、少し極端な話になってしまいそうだが、
人間なんて、機械を発明して自分の奴隷として使えるようになってからは、
破滅への道をまっしぐらに突き進むしか、選択の余地はないと思っている。
その破滅への道のりの始まりが、機械の従属か、道具の発明、火の使用、二足歩行、
どの段階からスタートしたのかはよく分からないが、
より便利なものへの志向というのは、人間が本能的に持っているものであり、
人間なんて所詮、『便利・快適』この2つを追い求めて、死んでいくものなんじゃないのかな。
イカロスのように。


じゃあ、ここでちょっと足を止めてみましょう。
立ち止まって、わが道を振り返ってみましょう。
もうすこし、ゆっくり歩いてみましょう。


なんて言ったって、多少の努力では人間は振り返ろうとしない。
愛・地球博では、自然と人間との共存をテーマにしているみたいだが、
開催自体地球にとっては悪であるだろうし(開催決定のときに散々言われていた)、
地球に優しい技術を見せるために、地球を傷つけるといった、
諸刃の剣的な側面を持っている。



一度動き出した歯車は、もう止まることはない。
だからといって、私たちは傍観者で終わってはいけない。


私たちは、地球が破滅に向かうスピードをおそくすることができる。
リサイクルでも良い。ゴミ拾いでも良い。
少しでも地球のために力になれることがあるのなら、
全力ですべきである。
それが地球に生れ落ちた、私たちの宿命なのではないだろうか。


ワタシは地球の未来には絶望しているが、
人間の未来には絶望はしていない。



大風呂敷を広げすぎたが、今日は、そんな話。





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最終更新日  2005年03月24日 01時41分41秒
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