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ハゲ。
あまり言い響きの言葉ではない。 ゲーハー。 ひっくり返しても同じ。 昔、「ハゲしいな桜井君」なんていうハゲを気にしている青年を主人公にした漫画があったが、 私のように20代半ばを過ぎて、峠の向こうに30代の背中が見えてきた今日、 少し気になる話題ではある。 私は高校生のときに床屋さんに 「キミは、髪の毛の質が硬くて、直毛で、本数が多いから絶対にハゲないよ」 といわれたことを、唯一の心の支えにして生きてきました。 しかし、人生一寸先は闇、何が起こるか分からない。 うちの両親は別にフサフサで困っている様子はないのだが、 ハゲには、困った隔世遺伝という奴があるらしい。 両親ではなく、その両親、つまり祖父母の代からの遺伝という奴だ。 私の祖父母は、祖父母と言うと語弊があるかもしれないので、 私の祖父は、父方、母方そろって見事にハゲていた。 今のところ、私の頭皮に目立った変化はないのだが、 いつ発作がおきてもおかしくはない。(発作は言いすぎか?) これが私の現在の悩みである。 それならば、 そうであるならば、 今から上手なハゲ方を考えておいても遅くはないのか。 周りを見わたしてみると、ハゲ方にはいろいろな種類がある。 簡単に類型化すると、3パターンになるか。 1 前から、だんだんおでこが広くなっていく、孫社長型。 2 頭のてっぺんから薄くなっていく、アルシンドorジダン型。 3 全体的に、中国山地の農村での過疎化のごとく密度が減っていく、掛布(カケフ)型。 おやじ臭いのは1である。 前からじわじわ迫ってくる、抜け毛の波。 どんどん息絶えていく毛根。 それに対抗するように、育毛をがんばるが、あえなく撃沈。 しょうがないので、まだフサフサな横の髪を持ってくる。 それこそ、海原はるか・かなたの漫才のようになってしまう。 2もいただけない。 自分ではあまり実感がないのに、人からはものすごくハゲに見える。 震度がはげしいと、カッパそのものになってしまう危険がある。 3も、希少価値があるハゲかただけに、目立つことこの上ない。 本人が気づいているのかどうかも分からないので、言及しづらい。 どれもいまいちなので、たぶん私は、 少しでも自分の頭髪にハゲの兆候が見られたら、一気に剃ってしまうだろう。 だって、やはりゴミを捨てるならゴミの山に。 チョットハゲもケッコウハゲもハゲはハゲ。 だったらいっそのこと、一気にいったらどうなんですか。 何て言いながら、ハゲてきたら、リアップなんて買い込んで育毛にいそしみ、 不測の事態に備えて、頭の横の毛を伸ばし、バーコードの用意をし、 もうだめだ、という時になったら、 アデランスやアートネイチャーの広告が、嫌でも目に入るようになるんだろうなぁ。 神様おねがい! 私をハゲさせないで。 今日はこんな話。 パターン1 孫社長 お金持ちの面はあやかりたいが・・・ パターン2 アルシンド・ジダン 結構かっこいいんだけど・・・ パターン3 掛布 これはレア これは面白いからいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月25日 00時44分25秒
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