テーマ:お酒大好き(5370)
カテゴリ:その他
お酒にまつわる話をひとつ。
私は生まれてこのかた、お酒に飲まれて、記憶が吹っ飛んだことが2回あります。 初めてお酒に飲まれて神様に記憶を奪われてしまったのは、10年ほど前の冬(年齢を計算しないように!)、友人宅で、友人の兄さんとお酒を酌み交わしていたときです。私はその友人ととても仲がよく、その友人の兄弟(四人兄弟)ともものすごく仲がよい。当の友人がいなくても、友人の兄さんと一緒にのみにいったりするぐらいです。 その兄さんが、ウイスキー(たしかホワイト・ホースだった)を1本持ってきて、 「お前にウイスキーの飲み方を教えてやる。」 と言い出したものだから、 「お願いします。」 と、私は快諾してしまった。それが悪夢の始まりだった。 「男なら、ウイスキーは絶対水で割るんじゃないよ。」 「一番おいしいのは、やっぱりロック。その次がストレート。」 「でもロックは、水が溶けると薄まってしまうから早いうちの飲んだほうがいい。」 「これがツーフィンガーでな・・・」 なんて講釈を聞いているうちに、あれよあれよという間に二人でボトル1本あけてしまった。 この間なんと30分。 お酒を飲み始めてまだそんなに日が経っていない私にとって、これはやばかった。 さらに、あまりに短時間で飲んだので、まだ酔いがまわっていなく、 お口直しにビールでも飲もうかな?なんて、ビールを1本飲み終わろうとしたとき、 だんだん視力がなくなったように目がシパシパし、ろれつが回らなくなってきた。 「おなへは、はにじんじゃ?(お前は何人じゃ!)」 なんて、隣にいた友人に訳もなく絡んだり、 「にゃんじぇ、ほんにゃにどばせるんどばぁ?(何でこんなに飲ませるんじゃ!)」 と兄さんに文句を言ったりしながら、 「ウへへへへ」 と奇妙に笑い始めたという。(このあたりから記憶がおぼろげ) そんな状態なのにまだお酒を欲しがり、ビールをごくごく飲んでいたという。 その後の記憶がほとんどない。 噂によると、友人に悪態をついたり、女の子の名前を叫んだり、 プロレスごっこといいながら、部屋の中を暴れまわっていたらしい。 でも、まだ良識は残っていたようで、二日酔いしそうで、吐きそうな気がしたので、隣にビニール袋を置いて眠りについたらしい。 そして、起きたとき、無性に吐きそうだったので隣に置いておいたビニール袋を反射的に取り、 「ボエー!」 と吐きだした。 「よかった。用意しておいて」 と思ったのもつかの間、そのビニール袋には穴が開いていたらしく、 私の口から出た「モノ」がビニール袋を通り越して、ダイレクトで床にビチャーッとこぼれていく。 「うわぁ~!」 このあたりには、酔い自体は多少さめていたが、まだ夢心地で 「これは夢なんだ。早く家に帰って寝なきゃ。」 という思いと、 「なんかやばいことしたなぁ。逃げよう!」 なんて思いが交錯して、いそいで自転車で家に帰ったとさ。 その後のことはあまり知らない。(聞かないようにしてたから) 話では友人が私の後始末を文句を言いながらしたとかしないとか。 もう1回記憶が吹っ飛んだのは、結構最近(1年以内)の話なのですが、 それはまた、別の話。 お酒は二十歳になってから。 絶対だよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月30日 00時49分35秒
[その他] カテゴリの最新記事
|
|