カテゴリ:マンガ
いま『NANA』がブームなんだって。
私は少女漫画も少年漫画も、分け隔てなく面白いものは面白いという態度を貫くことを心に誓っています。 去年あたりから、矢沢あいの作品として世間の話題になり始め(マンガ自体は開始当初から人気があったのだが)、 ゲーム化され、CDが出て、ついには映画化もされることになったらしい。 私は一応、マンガに関する情報のアンテナをピンと張って生きているつもりなので、 『NANA』が始まった当初から気にはしていたし、 コミック6巻ぐらいまで出たあたりでマンガ喫茶に読みにいった。 (どうも、この作品を集める気にはなれなかった) その後は、読むことなく今まで過ごしてきたので、 6巻から先、12巻までの話は分からない。 まあ、また読みにいくつもりだけど。 映画化のキャストが結構はまっている気がする。 作品を十分に読み込んだわけではないので、いろんな意見もあるかもしれないが、 ナナに中島美嘉、ハチに宮崎あおいのキャストはぴったりな気がする。 しかし、これは音楽が出てくるマンガにいえることなのだが、(BECKしかり、快感フレーズしかり) そのマンガを映像化するときに、音楽の壁があるように思う。 作品中では、ものすごく盛り上がる曲があっても、それを実際に再現するのは難しい。 この関門を、『快感フレーズ』のようにバンドを結成して乗り越えるか、 コンピレーションアルバムの曲を使用していくのかは分からないが、 マンガを読んで読者が作り上げた「ブラスト」「トラネス」の像を壊さないようにできるかが、 映画の成功か失敗かを分ける、分岐点になるのでなないのか。 以上、一日映画評論家gauguinからのリポートでした。 最新刊。読んどくべき? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月04日 19時54分10秒
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