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2005年05月11日
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カテゴリ:ゲーム
他の民族のことについては、あまりしらないが、
日本人は「定番」が結構好きだ。

確かに、まったく新しいものを見たり、経験したりすることは勇気がいる。
自分の知っているもの、ある程度予測できるもののほうが安心する。


結局これが、日本よりも15年ぐらい遅れている韓国のドラマを見る主婦たちの思考回路であり、
自分たちが若かった頃(失礼に当たるのかもしれないが)である、バブル前後の匂いがするものに飛びつく要因になっていると思う。


これは新しい文化を作り上げていく若者に対しても同じことがいえる。
「DQ」や「FF」が他のゲームより飛びぬけて、販売本数が多いのは、
「安心できる」からであり、「なんとなく予想がつく」からであり、
「新しいことをおぼえる労力が要らない」からであろう。


たとえば、回復魔法を例にとって見よう。
基本は「DQ」ではホイミ。「FF」ではケアルである。
バリエーションとしても、
ホイミ―べホイミ―べホマ、べホマラー―ベホマズン
ケアル―ケアルラ―ケアルガ
ぐらいしかなく、これをおぼえていれば、いちいち説明書を見なくとも冒険が進められる。


ここで、名のあるRPGの回復魔法を羅列してみよう。(回復の度合いの強さ順)

【桃太郎伝説】   きんたん―せんきんたん―まんきんたん
【女神転生】   メディ―メディカ―メディカル
【真・女神転生】   ディア―ディアラマ―ディアラハン
【グランディア】   ケロマ―ケロマム―ケロマキシム
【アークザラッド】   キュア
【テイルズシリーズ】   ファーストエイド―ヒール―キュア
【ブレスオブファイア】   リリス―アプリフ―トプリフ
【ウィザードリィ】   DIOS―DIAL―DIALMA―MADI
【ポポロクロイス】   ヒールウォーター

なんとなく想像できるものが多い(キュア、ヒール~など)が、
やはりこれら全てを覚えておくのはめんどくさい。


知っているものを使って物語を進めていくほうが、断然楽であり、安心する。
こんな思考が、今の若い人たちにもあり、「DQ」「FF」が飛びぬけて多い販売本数を誇っているのであろう。


これと同じような現象がいろいろなところでおきている。

たとえばTVドラマでも、過去の作品の焼き直しが行われている。
今放映中の「アタックNo.1」にしても、「エースをねらえ!」にしても(どちらも上戸彩・・・)、
私が生まれる前の作品の焼き直しであり、目新しさは感じられない。

また、マンガ→TVドラマという流れも確立しつつあり、
「ブラックジャックによろしく」「H2」「サラリーマン金太郎」「ホットマン」などの、
タイトルが、ぱっと考えたがけでも浮かんでくる。

これも、「前にマンガで読んだことがあるから話の流れはしっている」けど、
「新しいのを見るのもなんだから、これでも見よっかな」何ていう考えの人が多い結果であろう。


かく言う私も、上記のような人間の一人であり、
最近買ったゲームでも「ドラクエ8」「真・三国無双4」「G1ジョッキー3」など
シリーズものばかりで、新しいシリーズへの参入を尻込みしているのが事実である。


だから、別に上のような「定番」へ飛びつくのをやめようと主張したいのではない。
「定番」にこだわらず、新しいものへチャレンジするのが良い姿勢なのだろうが、
このめまぐるしく変化する社会において、忙しいさなかに新しいものに挑戦する余力は、正直言って無い。(私には)
「定番」であれば、程度こそ幅はあるけれども、確実に私たちを満足させてくれる。
そんな安心感がある。



前置きがとても長くなりましたが、私はこの「定番」にドップリつかってみようと思う。
日本人にとっての定番「ドラえもん」を一から見直したいと思う。
しかしTVのドラえもん、マンガのドラえもんは結構お世話になっているので、
ひねくれものの私としては、「定番」でありながら、「定番」でない、
ドラえもんの劇場版を全て制覇したいと思っている。

小学生のときに映画館で1回見ただけで、あとは1回も見たことがないので、
これから暇なときをねらって、1本ずつ見ていきたいと思う。

ちなみに、今まで公開された劇場版「大長編 ドラえもん」は
1980年 「ドラえもん のび太の恐竜」
1981年 「ドラえもん のび太の宇宙開拓史」
1982年 「ドラえもん のび太の大魔境」
1983年 「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」
1984年 「ドラえもん のび太の魔界大冒険」 
1985年 「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」
1986年 「ドラえもん のび太と鉄人兵団」
1987年 「ドラえもん のび太と竜の騎士」
1988年 「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」
1989年 「ドラえもん のび太の日本誕生」
1990年 「ドラえもん のび太とアニマル惑星」
1991年 「ドラえもん のび太のドラビアンナイト」
1992年 「ドラえもん のび太と雲の王国」
1993年 「ドラえもん のび太とブリキの迷宮」
1994年 「ドラえもん のび太の夢幻三剣士」
1995年 「ドラえもん のび太の創世日記」
1996年 「ドラえもん のび太の銀河超特急」
1997年 「ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記」
1998年 「ドラえもん のび太の南海大冒険」
1999年 「ドラえもん のび太の宇宙漂流記」
2000年 「ドラえもん のび太の太陽王伝説」 
2001年 「ドラえもん のび太と翼の勇者たち」
2002年 「ドラえもん のび太とロボット王国」
2003年 「ドラえもん のび太とふしぎ風使い」
2004年  「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」

の25作品である。
これをできたら1週間に2本ぐらいのペースで見ていけたらいいな。
また、感想もフリーページに記していきたいなと思います。

これが私のこれからの目標です。
私がくじけそうになったら応援してください。

忙しいとは言いながら、また長いのを書いちゃった。


では!

■おまけ■
困ったときの神頼みとは言いますが、そんなにお願いしてもねぇ・・・
長杉





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最終更新日  2005年05月12日 01時27分05秒
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