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唐突ですが、私の嫌いなことばのランキングをつけるならば、
1位 「何歳ですか?」(見てわかんないの?ねぇ、分かるよね?) 2位 「お前は人間のクズだ!」(言われたことないけど) 3位 「いい体格してるねぇ~」(それって、どういうこと?) 4位 「もったいないじゃない!」(うるさいなぁ) 5位 「お前の相手は、この小指一本で十分だ」(なめんなよ) という具合なんですが、今日は私の嫌いなことばランキング第4位の「もったいないじゃない!」について一言述べたい。 独身貴族の私は、日常生活においてあまりお金には困っていない。 毎月の支払いとしては、自動車のローンと、多少の借金の返済と、アフリカの貧困な孤児への募金があるぐらいで、 残ったお金は、貯金をするか、派手に使うかの2択である。 大体私は後者の「派手に使う」を選んでいるのだが、 傍から見ると、ものすごく「ムダ遣い」をしているように見えるらしい。 たしかに、私は日常ではまったく役に立たないものを買うのが好きである。 たとえば、「プロ野球カード」とか「なんかのフィギュア」とか「偽造パスポート」とか、例をあげればきりがない。 たしかに他人が見ると、ただの「ムダ遣い」にしか見えないのだろうが、 私にとっては、生活に必要不可欠なものであり、これがないと生きていけないのだ。 かのデカルトが言っていた。 「我ムダ遣いをするゆえに、我あり」と。 さらに私は何事も、中途半端が嫌いだ。 だから、中途半端な「ムダ遣い」は、ものすごく嫌いだ。 これはお金だけではなく、時間の面においても同じことが言える。 私の至福の時間は、「どうやってヴァンダレイ・シウバとグラウンドで勝負するか」みたいな、 これからの生涯で、絶対に起りそうもないことを妄想しているときである。 これこそ、時間の浪費であり、 「時は金なり」というベンジャミン・フランクリンの教訓とはまったくの逆ベクトルを向いた行動である。 しかし常に浪費をすることを奨励しているのではない。 「必要なことは必要、無駄なものは無駄」というけじめをはっきりつけてこそ、このような浪費をすることができる。 だから、私がいつも心がけているのは「最小限の努力で、最大限の結果を」ということであり、 仕事にしてもなんにしても、必要なことを迅速に行い、自分自身の時間をたっぷりと作ることが大切なんじゃないかなと思う。 「ムダ遣い」こそ、文化を生んだ原動力であり、 今の私たちがあるもの「ムダ遣い」のおかげといっても過言ではありません。 話があっちこっちにそれてしまったが、直す気力はないのであしからず お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月29日 22時59分34秒
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