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「ぼく(私)、国語が苦手なんです」
「どうしたらいいの?」 職業柄、このような質問をされることが多いが、 正直なところ、即効性のある解決策というものは存在しないと思う。 「日本語を正しく読む」「正しい日本語を書く」 なんていう能力は、一朝一夕で獲得できるものではなく、 生まれてから死ぬまで長きに渡って鍛錬して、獲得できるものであると思う。 しかし、時間は待ってくれない。 高校入試、大学入試という人生の山場は嫌でもやってくる。 そこで、みなさんも「ブログ」に参加してみてはどうか。 やはり、自分の書いたものが人目にさらされるのは結構緊張するし、 それが良文であれ、駄文であれ、 繰り返し書いていくことで、文章とかくコツというものが判ってくる気がする。 自分で文章が書けるようになると、他人の書いたものも、 どういう意図で書いているのか、このとき作者はどういう気持ちなのか、 などということが見えてくるような気がする。 実際、卒論以来ちゃんとした文章を書いていないので、 私もこのウェブログをはじめて、最初のころは苦労した。 そして自分の文才の無さを痛感したものの、 「ブログへの日記?の投稿」→「閲覧者の反応・コメント」 というプロセスで行われる、顔の見えない人々との交流は面白いことに気づいた。 これは、普段の生活では味わえない経験であり、 遠くブラジルの人や、フランスの人などからのコメントもあり、ワクワクすることが多い。 「小学校からブログ発信 『交流広がる』導入増加」とニュースでもあるように、 交流の拠点として、また国語力強化の一環としても、ウェブログの作成は大いに役立つのではないでしょうか。 ただし、ウェブログを作ってみてはどうですかとはいうものの、 ブログにかかりきりで本業(勉強)の方がおろそかになるのではいただけない。 そのあたりは自分なりに考えて、ほどほどにしておくべきなのでしょう。 また、「生徒にブログを持たせるなら、まず先生が持つことを考えるべきだ」と言っているところもありますが、 見本にすべきページがあるでしょう。 ここに(?) こう言ってはなんだが(自己否定?)、私は「学力至上主義」なんて糞食らえと思っている。 勉強以外に世の中には学ぶべきことが多い。 ウェブログがその助けになるかは分からないが、 自分の隠れた素質を見つける上でも、多少は有効な手段なのではないのかなぁ? ☆追記☆ 私にも、こういう先生がいたら好きになっただろうに・・・ 「難問にはパルプンテ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月21日 01時12分47秒
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