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巷では、「ミュージックバトン」なるものが、出回っているらしい。
簡単に言えば、 海外のブログに端を発する、音楽に関する企画。 音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、 自分のブログ上でこれらの質問に答え、 次の5人を選びその人にバトンを渡す、というルール。 ということらしい。 一人が5人に回すということは、 1回バトンが渡されるたびに、その人数は5倍になり、 単純計算では、15回渡された時点で、6103515625人(61億人あまり)の人に渡る計算になります。 ということは、15回渡すだけで、地球上の人口に匹敵する人間に渡ることになり、 地球上すべての人々が、音楽の輪でつながることになります。 たしかに、一人が5人の人に渡さないといけないというルールは、 古くは「不幸の手紙」、最近では「チェーンメール」という、悪戯目的のものと勘違いされやすいけれど、 この「ミュージックバトン」は、音楽の輪を広げるという意味においては、 優れたものであり、音楽という共通の話題を提供することにより、 見知らぬ人、今までかかわりの無かった人同士が関係をもついいチャンスになるのだと思う。 そして、音楽を通してお互いを理解しあい、お互いを認め合い、 些細なことでいざこざを起こさないような、平和な世界を作ることが出来るのではないのでしょうか。 とまあ、ここまでは「ミュージックバトン」を向こうが嫌がるぐらい褒め倒してやりましたが、 ここで疑問がひとつ。 周りに聞こえるとまずいんで、小声で言いますよ。 なんで私のところに「ミュージックバトン」が来ないのかなぁ? まさか、 私があんまり他の人とかかわりを持とうとしないからか? 私がトイレから出るときに、あんまり手を洗わないからか? 私がおやつにプリンばかり食べているからか? 私が飼い犬の横っ腹を蹴っ飛ばしたからか? 私が「オレンジ・レンジ聞いてるやつは死ね」と心の中で思っているからか? 私のおならが臭いからか? べつに、「誰か、私に『ミュージックバトン』をくださいな」と言いたいのではありません。 たとえ渡されたとしても、私には次にそれを渡す5人が浮かびません。 私にはそれぐらい、インターネット上の知り合いがいないのです。 たぶん私のインターネット上での位置は、 世界地図でたとえるならば、「セント・ヘレナ島」ぐらいな位置なのであろう。 (セント・ヘレナ島はナポレオンの流刑地として有名な南大西洋の孤島) (リンクした地図の中では、真ん中ちょっと右上の「St. Helena. I」という島) まあ、そんなところに「ミュージックバトン」がまわってくるはずも無く、 そんなこと別にいいんですが、なんか世間の波にまったく乗れていないようで、 仲間はずれにされた気分です。 でも、私は負けない! 苦しくったって、悲しくったって、私は泣かない! だって、だって、私のモットーは「わが道を行く」ですもの。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年06月26日 00時40分43秒
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