あけましておめでとうございます！

1/4、やっと氷河期の実家から生還してまいりました～。
ああ、やっぱりウチは最高でございまする　何はなくともゴミはあれども楽しい我が家でござりまする～。

いや～、実家で私達がいつも泊まるのは池(←営業用)をつぶした所へ建て増しした部屋なので、さみ～のなんのって、もうそれは床下に一年中雪女を数匹飼っているような所なのです。あまりの寒さに行くたんびに具合悪くなる私としては、つい、この床下になんぞ恨みを抱く死体なぞが埋まっているのではとの想像をたくましくしたりもするのでした。

一人っ子のルーちはダンさんの田舎へ行く時以外はいつも正月実家へダンさんごとさらわれていきます。親が子離れ出来ていないのとあとはもう一つ、私達が行かないと母が作った正月料理が片づかない為です。作らない、今年こそは作らないと言いつつ、正月料理フルコースをたんまり作ってしまう、悲しい(私にとっては美味しい)さがの持ち主なのであります…。おかげで私達夫婦は結婚以来水入らずで正月を過ごした事がありません…ううっ、たまには二人っきりのお正月がしてみたいよ～。

今年は実家で思う存分、着物三昧を楽しませてもらいました。
去年、ダンさんの名の成人式で着物がめちゃ安くなっている事を知って以来、ちと着物に入れ込んでいたルーちは秋に袷を着るのを楽しみにしていたのですが、フリマで忙しくてそれどころではなくて、ずっと涙をのんでいたのです。やっときた～、出番だよ～。
　

左はもう二回くらい買い逃したのですが、どうしても欲しくって欲しくって執念で買ったR・Kの椿の袷です。お隣はお気に入りの橘柄の長羽織。どちらもポリエステルの洗える着物で、セーター並みのお値段。長羽織の方は和服だけではなく、ジーンズで買い物に出かける時なんかにも着用しています。う～ん、顔がなければホントに美人ですねぇ～。

お気に入りのかんざしとシュシュで髪をアップに。耳の後ろの丘おかめちゃんが隠しているのは世にも恐ろしいほど大きなイボでござる。…お気になさらないように。
ルーちは化粧は全然しないわ、髪は自分で切るわでしゃれっ気皆無にも見えるのですが、ま、人それぞれのこだわりと言う事で、すんなり「そうか～」なんて流してくださんせ。それにしても髪を洗ったばかりなので、髪油をすっかり持って行かれてしまってパサパサ…まとまらないったらなかったです。お客様のもてなしをしている内に髪も着付けもくずれてくるし…。

それでも、たまに大好きな物を着て、気に入りの髪型に結うだけでこんなにも幸せに心くすぐられる。この気持ちは、また来るかも知れない夜を照らすともしびとして大切に心の引き出しにしまっておきましょう